朝からキリリと冷える冬の空。
遠くに見える富士・箱根も綺麗に見えました。
新型コロナウィルス感染拡大が止まらず、感染者は全国で2万人を超えた金曜日。
今日は「単元内自由進度学習とGoogleフォーム」の良好な関係について…
進度チェックが簡単・確実に
以前は紙ベースで子どもたちに進度表を配布していました。
時として紛失したり切れてしまったり…
子どもたちの手元にあれば確認ができないなんてこともありました。
「あのー進度表、家に置いてきてしまいました」
とか…
「破れちゃいました」
とか…
まあ、いろんな事件が起きるのです。
ところが…
Googleフォームだと、そんな残念なシーンもなくなります。
子どもたちも、先生たちも、いつでも、どこでも確認ができるんです。
どちらにとっても簡単で確実。
ゴールが明確になってモチベーションアップ
「何これ?めちゃくちゃ分かりやすいじゃん!」
「よーし、とりあえず今日やるところにチェックを入れとくよ」
なんて宣言してから学習をスタートする子が増えます。
「え?○○ちゃん、そこまでやるの?じゃあ、うちもがんばるー!」
というようにモチベーションアップにもつながるのが嬉しい。
順番にチェックできるような設定をしておく。
できたところまでシールを貼っていたようなことがGoogleフォームで可能になります。
子どもたちは学習を終えると…
「教科書○ページから○ページ」という欄にチェックを入れていくだけですが…
確実に積み上がっていく実感があるようです。
個別・全体の学習状況把握が簡単に
子どもたちが学習したところにチェックするだけで、個別のデータもしっかりと記録される。
誰がどこまでやっているのかも一目瞭然です。
「○○さん、この前はここまでだったのに一気に進んだなー」
とか…
「○○くん、ちょっとペース落ちてる?」
とか…
個別に学習状況を把握することができます。
さらに学級全体の学習状況も手に取るようにわかるもいい。
「教科書○ページから○ページは、ほぼ全員が終わっているな」
とか…
「ちょっと進んでないからミニレッスンが必要だな」
とか…
臨機応変な対応ができるようになります。
それぞれのアイデアでGoogleフォーム活用を
学校内でGoogleフォームを活用できる先生たちは2割もいないでしょう。
相変わらず紙ベースで…
紛失のリスクも抱えながら旧来型のチェック体制なのではないでしょうか。
ここのところ目にする近隣の小学校の現場では…
若い世代の先生たちが試験的にいろんなことにチャレンジしています。
図工のふりかえりを画像付きでフォームに入力してもらう。
感想をフォームに書いてもらう。
気軽に実践を積み上げているのがいい。
まさに…
「動きながら考える」
そんなシーンを見せてもらってうれしい限りです。
この辺り、もっといろんな人たちと議論したいなって思います。