「教室は誰のものか?」を問い続けて

「教室は誰のものか?」を問い続けて

今日も朝から冷たい風が吹きました。

本当に寒いですね。

近隣の市町村でも新型コロナウィルス感染が拡大、休校措置をとる学校も…

まだまだ感染が止まりません(泣)

そんな日に、こんな記事が流れてきました。

スポーツ現場におけるハラスメントとの決別宣言|Jリーグ公式note|note
プロリーグとして恥ずべき重大案件 Jリーグ常勤理事の佐伯夕利子です。 昨年12月30日、Jリーグはサガン鳥栖の前監督によるパワーハラスメント事案に対し懲罰決定を発表しました。 懲罰決定について | 公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ) 公益社団法人日本プロサッカーリーグ 村井 満チェア...

スポーツの話だと思ったら大間違いです。

学校現場に置き換えて読んでほしい。

その中から大切だなと思うところを3つ紹介します。

ひとはみな、永遠に不完全な生きものである。

ひとはみな、永遠に不完全な生きものである。
何度もミスをし、過ちを犯す。
しかし、間違いから学ぶ学習能力を備えてもいる。

佐伯さんは、こう言います。

本当にその通りなんです。

選手だって、子どもたちだって、私たち教師や指導者と言われる人たちだって…

いつまで経っても不完全です。

ところが、そのミスに憤りを感じ完膚なきまでに叩き潰す。

「それはダメだと思うよ!」

とプレーや行動について指摘するのなら問題はありません。

ところが、人格を否定し…

「お前なんか、このチームには不要」

なんて平気で口にする指導者をまだまだ見かけます。

これ、学校の先生も同じ。

「このクラスにはふさわしくないので、あちらへどうぞ!」

みたいに排除するようなこともある。

ひとはみな、永遠に不完全な生きものである。

という前提に立てば、そんなことはしないはずです。

子どもだからとか、年下だからとか、見下す人であってはなりません。

本人の主体性「楽しい!好き!やりたい!」を原動力に

スポーツ指導者に限ることではないと思うが、リーダーが他者をモチベートし動かす際、様々なやり方があるが、ふたつのタイプをここで見てみよう。

まずは、アスリートの声に耳を傾け、寄り添い、本人の主体性「楽しい!好き!やりたい!」を原動力に、高い自己決定による内発的動機付けからパフォーマンスにつなげる「支援型」のリーダーシップ。これは、リーダー本人の高い意識や意志と、時間をかけて根気強く向き合う必要があるため、スポーツ現場における浸透傾向はやや緩やかである。

もう一つのタイプは、「怖いからやる」「怒られるからやる」といった外的な動機付けを利用したもの。ハラスメントにつながるケースにおいては、指導者がこうした「コーチング」を選択している傾向がみられる。ここでは、自分の不機嫌や怒りを露わにすることで「怖い自分」を見せることで、まずは選手の意識をこちらに向けて統率・管理する、といった関係性の初期設定が存在する。そうして、選手を自分の支配下に置きヒエラルキーを構築。彼らが感じる「不安」や「恐怖心」を「動機」に変え、「服従関係」をもって選手を動かすやり方である。

これは、何もスポーツの現場に限ったことではありません。

まだまだ学校現場でも横行していると言っていいでしょう。

「先生、これやっていいですか?」

っていちいち聞いてくる子どもたちばかりのクラスは特に注意が必要ですが…

肝心の先生たちは気がついていません。

子どもたちに許可を与える権力者として振る舞うのが当たり前だと思っているからです。

もちろん…

子どもたちが自ら選択して行動することができる教室をつくることは容易ではありません。

そんなこともあり、支援型の先生たちはまだまだ少数派です。

「あの人のやり方は独特だからね」

なんてサクッと言われておしまいなんてこともよくあります(泣)

でも、そのうち理解してもらえるのです。

「本人の主体性がいかに大切か」ということを…

アスリートが何を感じているのか。
何を思い、何を考えているのか。
何が見え、何が聞こえているのか。
アスリートが、どうしたいのか。

まさにここです。

アスリートを目の前にいる選手に子どもたちに置き換えてみてよく考えてください。

「あなたは、そんなあなたが好きですか?」

そして、スポーツ現場で日々悪戦苦闘している指導者のみなさんには、
「あなたは、そんなあなたが好きですか?」
この問いを投げかけ、共有したい。

なんともドキッとさせられる問いではないでしょうか。

学校の先生たちも悪戦苦闘しています。

でも、支配的になっていないでしょうか。

恐怖政治の権力者のようになっていないでしょうか。

権力を振りかざす先生たちや指導者には残念な共通点があります。

それは、個人として面と向かって子どもたちと話ができないのです。

本人に言いにくいことは親に言う。

あるいは…

みんなが見ている前で子どもたちを罵倒して自らの力を誇示する。

職員会議でやたらと偏った自己主張をしてしまう人たちもいますが…

「あなたは、そんなあなたが好きですか?」

「教室は誰のものか?」を問い続けて

「教室は誰のものか?」を問い続けたいものです。

支配者として振る舞うあなたのものでしょうか。

それとも…

そこにいる一人ひとりの子どもたちのものでしょうか。

「そこにリスペクトはあるのか?」

判断基準はひとつだけ。

そして…

「教室は、そこにいるみんなのもの」

あなたも含め…

子どもたち、保護者の皆さんのもの。

だから、みんなで大切にしなければならないのです。

これからも…

「教室は誰のものか?」を問い続けたいと思います。

ん?

教室だけじゃなくて、人が集まる全ての場についてですね。

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