今日もスッキリしないお天気の木曜日でした。
雨は落ちて来なかったのは幸いです。
さて…
今日は子どもたちの「やってみたい」と向き合うことについて。
「さあ!みんな自由にやってみていいよ!」
そんなことを言うと子どもたちは困惑しちゃうんですね。
先生の言うとおりに動くことが多いからなのかもしれません。
子どもって本来は好奇心に満ちあふれている存在なんです。
だから、あれこれやってみたい。
ところが…
「そんな子どもたちの気持ちを受け止めると学級崩壊だよ」
なんて人たちもいるのです。
「子どもたちを適切にコントロールしないと学級が荒れる」
とか言うのです。
ボクは、そんな意見に真っ向から反論します。
そもそも…
子どもたちはボクら教師のために存在するわけではないのです。
「そんなこと言ってませんよ。もちろん、教室は子どもたちのためにあります」
必死に反論してくる人たちもいるのですが…
「本当にそうなの?」
って問いかけます。
だって、テストの点数だけで序列化しているでしょ。
さらに…
子どもたちが授業以外で素敵な姿を見せているのに知らんふりするでしょ。
ある程度、子どもたちに自由度を持たせるとどうなるかというと…
「こんなことやってみたい」
「あんなことやってみたい」
というアイデアが飛び交う教室になるのです。
GIGAスクール構想で一人一台のタブレットが配付されたのに使われない。
そんな教室は山ほどあります。
それも、子どもたちの「やってみたい」を阻害する大きな要因です。
まずは、やってもらう。
そこから見えて来る課題はみんなで考えればいいじゃない。
子どもたちと統制するような学級経営は、もうやめにしませんか。
子どもたちの「やってみたい」を大切に!