久しぶりに雨が降ってきた丹沢・大山の麓。
ちょっと春を思わせるような気がする水曜日です。
「自分で学ぶ」
ということは理想的な姿ではありますが…
そう簡単なことではありません。
子どもたちは、それぞれ試行錯誤しながら成長を続けていきます。
みんなが同じように教え与えられるような学びの場ではなく…
それぞれの子どもたちが、それぞれのペースで課題に取り組む教室。
グイグイと前に進む子もいれば、じっくりとゆっくりと進む子もいる。
友だちと一緒に学ぶが故に、おしゃべりが過ぎてしまうシーンもある。
いろんなことが起こるのです。
タブレット端末も使って学ぶことができますが…
子どもたちにとっては誘惑も多い。
ついついやってみたくなってしまうタイピングアプリとか…
探求する課題から少し外れた動画にハマってしまうとか…
「おーい!そろそろ戻っておいでよー!」
と優しく声をかけますが、なかなか戻ってこられないことも。
そこでボクはこう伝えるのです。
「まあ、ついついってのはあるよね。大人だってあるんだし。でもさ、そのままだとやるべきことはいつまで経っても終わらないよ」
「やるべきことって、大抵はめんどくさいよね。でも、どうせやるなら楽しくやってしまった方がいいと思うよ」
「今は、教科書、ドリルだけじゃなくてタブレットまであるんだからラッキーじゃん!」
そんな話をしながら黒板に書いたのがこれ。
「やるべきことを やりたいように」
登る山は決まっているけど、登り方は自由みたいな話です。
この方が目的地に到着できる子どもたちは圧倒的に多い。
「授業が分からないからつまんない」
というような子も激減します。
まだまだ課題はありますけれども…
「やりたいように」
って大切なマインドだと思いますよ。
育て!高性能自立型エンジン!!