朝から曇り空となった水曜日。
早朝から列車に揺られて東京へ。
インターナショナルスクールへの定期訪問です。
校内を自由に観察しながらフィードバックをするのが役割のひとつ。
午前中は体育なので晴海へバスで移動。
会場はレアルマドリード・ファンデーション・フットボールスクールです。
子どもたちにとっては広く大きく見えるグランドがあります。
みんな楽しく走り回るんですよね。
今日はシャトルランにもチャレンジ。
その後は、もちろんサッカーも。
みんなで元気にボールを追いかける。
ゴールを決めて喜ぶ子、悔しがる子、感情が爆発する感じがGood!
ただただ、走り回ってボールを追いかけている。
そう思って眺めていたボクからは見えないものを子どもたちは発見。
「くわさん!めちゃくちゃトンボがいる!!」
「え???」
「ほらそこ!」
「うわあーホントだ!」
よく見ると防球ネットのワイヤーに列をなしている。
サッカーボールばかりを追いかけていたのに?
曇り空の下では発見しにくいはずなのに?
前の2チームの子たちは誰も言わなかったのに?
不思議でなりませんでした。
子どもたちの持つ発見力に感動した場面です。
ボクら大人は多くのもを既に見ている。
だから、物の見方が固定化されているのかもしれません。
「今日は体育なんだから」
そんな心持ちでグランドに立ったことで目に入らなかったのかも。
ところが…
子どもたちは気づいてしまう。
彼らは純粋で何でも吸収するスポンジのような心を持っているのでしょう。
そんな彼らの純粋さを阻害しているのはボクら大人かもしれません。
そんなことを感じた水曜日。
今回も学び多き時間となりました。