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地域の未来を構想するためには?

地域の歴史は神社からも分かる。

雨が降る水曜日は父の実家がある津南町でスタート。

子どもの頃、何となく訪れた場所も今では違う角度で見ることができます。

歳を重ねるってこういうこと(笑)

親戚や同世代の地域の子どもたちと遊んでいた鎮守様があります。

よくよく見ると熊野三社だったことを知りました。

ちなみに熊野三社は割野だけでなく隣接する大割野にもあり女神輿で有名。

阿弥陀仏を唱えると極楽浄土に行けると信仰が広がったのは11世紀頃からです。

たしかに境内にも「阿弥陀仏」と書かれた古い石碑があるので間違いないでしょう。

平家伝説が残る秋山郷にも近いこともあり平安後期から鎌倉前期の建立でしょうか。

ここは定かではないので改めて津南町史で確認してみようと思います。

過去の歴史には未来へのヒントが無数に落ちている。

そこには何千年と続く人々の営みが滅びることなく続いているからです。

「そんな古い時代のことなんて考えても仕方がないよ」

「人口も減るんだから過去の歴史なんて役に立たないよ」

「もうそんな田舎は見捨てた方がいいぞ」

なんて言われることもよくあります。

でもね…

「ここには人々がまだ暮らしているじゃないか」

「まだまだ気づかないポテンシャルがあるはずだよ」

「そもそも先人が紡いできた営みをないがしろにするのはおかしいよ」

と反発を繰り返してきています。

おかげさまで…

「どの子も輝く未来の学校と地域のつくり方」

そんな感じのテーマで講演やワークショップのご依頼をいただきます。

人口減少の激しい地域から呼んでいただくことが圧倒的に多い。

ゴールは「未来の学校や地域の在り方」を皆さんで考えること。

ただ、他の地域の事例などをお話しするだけではいけません。

ということで…

必ず事前に地域の歴史や文化を学んでから行くことにしています。

ネットである程度は調べられますし、その地域の図書館で資料に当たることも。

「集落がどのように発展してきたのか?」

「町がどのように形成されてきたのか」

「時の支配者によって人々の暮らしはどうなっていたのか?」

などなど…

様々なアングルで歴史に触れてみると未来へのヒントが降ってくることがあるんです。

しばらくは津南町を対象にしつつ来月再訪問する妙高市へと発展させようと思います。

地域の未来を構想するために大切なことは歴史を学ぶこと。

チャレンジは続く…