3日間の遠征から帰ってきた緑の戦士たち。
明らかに疲れているはずですが今日は公式戦。
お休みも数名いて残念だなと思いつつキックオフ…
結果は、引き分けでしたがスタイルは確立されつつあります。
U-13サッカーリーグを観戦していて感じることがいくつかあります。
U-12年代で教えすぎていないか?
いろんなチームを見るけれど同じサッカーばかりでつまらない。
大人のサッカーを押しつけていないか心配になります。
選手同士のコミュニケーションに課題があるチームも多い。
とにかくしゃべれない。
U-12年代で、もっと自由にやらせていたら対話できるはずなんだけど…
結果、暗黙の了解でボールが動いてしまう。
そこに出すよね?
やっぱりね、ほら奪われちゃったでしょ。
そんな感じ…
U-12年代で教えてない?
逆に教わってないのかなと疑問に思うこともあります。
ファーストタッチでどこにボールを置くのか、どこを狙うのか。
方向を変えて2mだけでも持ち出せば一発で相手をかわせる。
ボールフィーリングはいいんだけれど足下に止めすぎるから奪われる。
パスコースをつくる動きがなくて単調な攻撃に終始する。
最低限やってはいけないことも忘れられがち…
自陣ペナルティーエリア内での不用意なパスが典型例でしょうか。
それに加えて「観る」ことの大切さが語られていないかもしれません。
自ら考えて動く選手になるために
ボールを触ることだけではなく、いろんなゲームを観戦することも大切です。
今やテレビやインターネットを介して、どこでもサッカーを観ることができる時代です。
好きな選手の真似をしてイメージづくりをすることは大切です。
イメージづくりには体力はいりません。
そして、ゲーム全体を観ながらサッカーを少しずつ理解していくことが大切です。
学習能力って侮れないんです。
指導者がいれば進学校が強くなる理由は、そういう部分がしっかりしているからです。
ピッチでもピッチ外でも学び続けて、自ら考えて動く選手になってほしいものです。
自戒を込めて指導者にも気をつけて欲しいことがあります。
一つのことばかり教えすぎていて、肝心なことを教えていない。
たしかに型を教えればある程度は勝てます。
でも、サッカーの醍醐味ってそこじゃない。
ちゃんと勘所は押さえつつ自由に考えてプレーする選手を育てたい。
ボクはそう思うのです。
以上、「教えすぎ?教えてない?どっちなの?」の話でした。
Enjoy Football.