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小学生バレーの現在地をテレビでみる

小学生バレーの現在地

小学生バレーの現在地

地元に戻って一歳上の先輩に散髪してもらう土曜日。

夕刻、テレビの番組表を眺めていたら「小学生バレーボール大会」とあったので視聴。

「あのチームは出るのかな?」

そう、ボクが長らく公立小学校で勤務した伊勢原市にある石田JVC

そこで監督をしているのも一歳上の先輩です。

小学校の頃はお互いにサッカーをしていた。

散髪してもらう先輩はボクと同じクラブだけど、テレビに映る先輩はライバルチーム。

ボールで繋がるってホント楽しい。

中学校時代は対戦することはなかったけれど高校時代は頻繁でしたね。

お互いの主力は先に書いたライバルチームであったサッカークラブ出身者が並ぶ(笑)

当時はサッカー部がない中学校が多く神奈川ではバレーボールの人気が高かった。

まだまだ男子バレーも盛んで県大会へ出るのだって大変だった時代でもありました。

ライバル校同士、公式戦でも何度も対戦したけれど分が悪かったのはボクらの方。

ずっと負けていたけど関東予選では勝利してボクらが先に関東大会の切符を掴む。

その後、決定戦を勝ち抜いたライバル校も共に関東へ。

何よりも一緒に出られたことが嬉しかったな。

大学卒業後、神奈川に戻ってきたこともあってクラブカップで再び対戦することに…

これも激闘の連続だったことは懐かしく良き思い出です。

とにかく神奈川では男子バレーは人気があった。

前置きが長くなったけれど、ここからが本題。

残念ながら今や男子バレーの人気はない。

男子バレー部がある中学校を見つけると嬉しくなるほどに減ってしまっている。

おまけにある調査によれば加入率は3%(つまり100人に3人だけ)

女子は9%で男子バスケも9%、サッカーは13%ですから人気のなさが分かります。

そんな中で伊勢原の中学校(4校)には全て男子バレー部があるってのは奇跡。

もちろん、石田JVCのメンバーも中学校で活躍してくれています。

ジュニアバレーが盛んな地域ほど中学校にもバレー部があると言ってもよいでしょう。

でも、最近では越境しないとプレーができなくなる子もいるのが残念ですね。

さて、肝心の試合内容ですが…

これがレベル高くてビックリなのです。

「何これ?ちゃんとバレーボールになってるじゃん!」

6人制だけどフリーポジションなので9人制とルールが混ざっているような感じ。

ということはポジション毎に、しっかりとプレーができるようになる。

バレーボールって技術的には本当に繊細で難しい競技なんです。

「サーブミスが多いんだろうなあ」

なんて思っていたらジャンプサーブを正確に打つ子もいるしミスも少ない。

「スパイクなんて打てるのかな」

そんな心配も無用でガンガン打ってくるし、ブロックの型もしっかりとしている。

ここまで磨き上げるのはそれなりの練習も必要ですが…

ゴールデンエイジの時期ですからボール感覚を身につけるには最適なタイミングです。

そんなタイミングを見事に活用できていると感じる子どもたちのプレーぶりに感動。

実はバレーボール界には長らく抱えていた指導者による暴言や暴力問題がありました。

これね…

ボクにも恥ずかしい過去の歴史があります(ごめんなさい)

特にバレーボール界は毎年のように協会から通達が出るレベル。

一昔前だったら、ロシアのカルポリさんのように激高する指導者がいたけど(笑)

今は、そんな時代じゃないんですよね。

ところが、最近はこのあたりも改善が見られるようです。

まだ根絶には至っていないだろうけど…

タイムの時にも子どもたち同士が話しあっている。

「ずいぶんと指導者の皆さんも学んでいるんだな」

そんなことがよく分かる場面が多くあって嬉しくなりました。

バレーボールにも感謝。

桑原 昌之

スポーツ、教育、暮らし&まちづくりなど自由気ままに。
教育研究家・秦野市議会議員
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