サッカー少年たちが憧れるプロサッカー選手。
小さな頃からボールを蹴ってキャプテン翼くんのようになればいいのですが…
そうはいかないのが現実です。
小学校、中学校、高校、大学と上がっていけば行くほどサッカーを続けるのが難しい。
セレクションがあって、そこで生き残れなければ辞めてしまうなんてことも。
もっと柔軟にサッカーができる場があるといいのですが…
小さな頃から活躍している子は素晴らしい選手で、そうじゃない子はダメみたいな風潮。
サッカーにもいろいろな楽しみ方があるはずなのに残念な話です。
プロで活躍する選手もいれば草サッカーで楽しむ選手もいる。
どちらが素晴らしいかって言えば、どちらも素晴らしいサッカーファミリーです。
教室で学ぶことだって同じ。
誰もが東大や早稲田・慶応などを目指すわけじゃない。
誰もがプロサッカー選手になれるわけじゃないのと同じです。
受験に強い子だけがもてはやされて、そうでない子は切り捨てられる。
上位カテゴリーに上がれない選手は引退するみたいになるってのは変です。
そりゃあ、勉強はできたらできたら嬉しいでしょう。
サッカーには社会人リーグなど「草サッカー」で楽しむ選手が山ほどいます。
週末にみんなで集まって、一緒にプレーして、終わったら飲み会なんて感じで(笑)
そんなグラスルーツの選手たちだって素晴らしいじゃないですか。
同じように、学校だって自分のレベルで「学ぶ楽しみ」があっていい。
テストの点数ばかりに注目して、点を取れなければダメな人みたいなのって変です。
だから、どんどん学ぶことを辞めてしまう。
その子なりの学び方や学ぶ楽しみがあれば、ずっと学び続けることができるはずです。
教師の仕事ってのは、勉強を教えることよりも学ぶ楽しみを覚えてもらうこと。
代表チームの選手を育てるのも大切だけれど、グラスルーツこそ大切なんじゃない?
「学ぶ楽しみ」だって「草サッカーで楽しむ」と同じだよね。
さてと…
今日もグラスルーツの現場へ行こう!
Good Luck.