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枝豆を茹でながら考えたこと。

枝豆を茹でながら考えたこと。

ツルヤで新潟の枝豆(黒埼茶豆)見つけたので購入。

最近では、冷凍でも枝豆が売っていて、そのほとんどが外国産ですね。

通年、食べられるのはありがたいけれど、やっぱり旬となる「夏」に食べたいって思います。

いくつか強烈に印象に残る少年時代の枝豆の思い出。

夏休みになると上野駅で見送られて会津へ向かいます。

長いこと、お世話になるのが毎年お楽しみでもありました。

さて、会津で過ごしていると野菜売りのおばちゃんがやって来ます。

トウモロコシやらキュウリやら、その中には枝豆もあります。

ばあちゃんが茎や葉についたままの枝豆を買うと新聞紙を広げてサヤをとる。

そして、恵日寺近くにある祖母の実家へ行くと同じような光景を目にする。

ちょっとビックリするくらいの大量の枝豆をとるばあちゃんやおばちゃんたち。

ボクらは、茹で上がったものを麦茶と共にパクパクと口にいれるのですが…

傍らでは、じいちゃんやおじさんたちがビールを飲みまくっている(笑)

そんな光景は、父の実家のある津南町(新潟県)へ行っても同じでした。

ボクの中では、完全に「昭和の夏休み」のワンシーンです。

そうそう、強烈な印象が残っている出来事があります。

収穫してきた枝豆のサヤを90を過ぎた親戚のおばあちゃんがもいでいる。

話をすることもままならないのに、黙々とサヤをカゴにいれていくのです。

もう既に会話は成立しないのだけれど、玄関先で座って作業する姿はどこか幸せそうでした。

よさそうな部分を茎と葉ごと収穫してきて、サヤをとって茹でる。

中には、食べられそうもないサヤもあるので、そこは取り除く。

よく見ると、ちゃんと親戚のばあちゃんは選別しているのです。

何だか凄いって思いました。

土を作り、種まきから収穫まで、そして収穫後に食卓に上がるまでには人の手がかかる。

だからこそ、ありがたくいただくことができるのですよね。

最近では、パッとスーパーやコンビニでも買えちゃうので、こういうサイクルが見えない。

ボクにとって「枝豆」は、食を考えるいい教材だったのだと思います。

思い出の中にいる祖父母や、おじさんやおばさんたちは既に他界。

そこで見させてもらった暮らしは、とてもありがたい教育の場だったのだと痛感しています。

さて、50も超えて久しいボクには何が遺せるだろうか。

もうすぐ、夏休みです。

子どもたちにとっても素敵な夏になりますように!

Enjoy Summer.

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