2月中旬となり春めいた太陽の光を感じる丹沢・大山の麓。
月曜日は暖かいスタートですが明日からは気温急降下とのこと。
三寒四温となるのはいつ頃でしょうか。
まだまだ受験シーズンで大学受験の真っ只中にいる人たちもいることでしょう。
もう40年ほど前の浪人生活を思い出してしまいました。
国公立の2次試験が迫り不安と緊張の日々を過ごしていた頃です。
受験といえば神社への御参り。
あちらこちらの境内で合格絵馬が飾れているのを目にします。
神社は子どもの頃から神聖な場所。
今ではどこかへ出かけた時にも見つけたら参拝するようにしています。
パワースポットとして有名なところもあれば、地元の人しか知らないであろう神社もある。
古くからある神社には森があり、清らかな湧水があるものです。
太古の昔から、人間が自然に対して畏敬の念を持っていたことの表れなのでしょう。
どの神社へ御参りしても元気をもらえる気がするのは不思議ですね。
「訪れると元気になれる場所って?」
そんなことを考えました。
神社ばかりではありません。
ボクの場合…
お気に入りの飲食店や人々が交流する駅、スタジアム、学校でしょうか。
つまり…
訪れる人が何だか笑顔になっちゃう空間です。
笑顔になれず悲嘆にくれることもあるのですが…
そういった場合は、たいていが汚く、なんだかガチャガチャしているんです。
「おう!おまえらは客だろ!しょうがねーな、サービスを提供してやるから金払えよ!」
そんな感じがします。
一方で訪れる人が何だか笑顔になっちゃう空間は…
特に何らかのメッセージを発してはいないように思います。
ただただ、そこにあって全てを受け入れようとしてくれている感じがします。
だから自然に感謝を込めてお賽銭を投げ、代金も気持ち良くお支払いさせていただきます。
学校に行きづらく不登校児童生徒の増加が止まりません。
本来であれば毎日のように通いたくなる学校でなければならないのに…
世の中の趨勢に合わせて役割が肥大化してしまってきたこともあるのかなあ。
そんなふうにも思いました。
訪れると元気になれる場所には余計なものがありません。
シンプルに原点を見つめて整理整頓が必要なのかもしれませんね。