2013JリーグDivision1第3節「湘南ベルマーレvs清水エスパルス」のゲームを観戦しました。
J1に復帰した湘南が、どれくらいやってくれるのか楽しみな一戦でした。
J2時代から座っている4ゲート付近に陣取って、湘南サポーターの声がこだまするのを楽しみにしていました。
ところが清水側なので、エスパルスサポの揃った応援に感心してしまったゲームです。
試合の方は1-1の引き分け…今後に期待しましょう。
今日は試合終了後、育成部門の説明会&懇親会が開催されて多くのスタッフと話をすることができました。
貴重な時間をいただいた中で思ったことをご紹介します。
スクール生・ジュニアユース・ユース選手、保護者に常に意識してほしい「育成コンセプト」
湘南ベルマーレ公式サイトの下にビジョン・マニフェストというページがあります。
ここには、スクール生をはじめとするジュニアユース・ユースの選手や保護者に知ってほしいフットボールアカデミーのコンセプトが書かれていますので抜粋してご紹介。
スローガン – SEA
S-spirit 戦う気持ち、真面目さ E-energy エネルギッシュに A-aggressive 攻撃的、積極的
サッカーを通して健全な青少年を育成し、地域を代表する人材を生み出す
育成の目標
トップチームで闘えるプロ選手を育てる
(2015年までにトップ登録選手の半数が育成出身選手。キャプテンが育成出身選手)
地域を構成する一員(団体)として、健全な青少年を育成する
「そこに落ちているゴミを拾える人間」
指導者の姿勢
OPEN MIND(意見を言う・聞く勇気を持とう)
O:思いやり(気配り)
P:プラン(長いスパン)
E:エネルギッシュさ(自発的に勉強する姿勢)
N:熱意(あきらめない、向き合う)
COMMUNICATION CATCH BALL(意見をかわす、話す、関わる)
育成全員で選手を育てる当事者意識を持とう
このコンセプトを現場にいるスタッフや選手全員に浸透させるのは、なかなか大変だとは思いますが、常日頃から本気で意識してほしい内容です。
こういうのはお題目になりやすいのが良くあるパターン…
飾ってあるだけではいけません。このコンセプトを遂行できるチームビルディングも必須です。
育成グループに関わる保護者の皆さんにも、常日頃から配信してほしい内容でもあるので、クラブからの配布物には必ず書いておくなんてのもいいと思います。
ホームタウンの指導者にも知ってほしい「ベルマーレフットボールアカデミー育成コンセプト」
ジュニアサッカーに関わるホームタウンの指導者も、この育成コンセプトを知っておくといいかと思います。
もちろん、各地域トレセンや各チームにもそれぞれのコンセプトや指導法があるので、それはそれで尊重してほしい。
ただ、地域の子どもたちが狭間となるジュニアユース年代で湘南ベルマーレU-15平塚、湘南ベルマーレU-15小田原、湘南ベルマーレU-15南足柄の3チームのいずれかでプレーしたい子どもたちはたくさんいるわけです。
私たちが関わってきた子どもたちもたくさん入団するので、みんなで理解することを重要かと思うのです。
そして、この育成コンセプトに書かれていることは、どこでも通用するような内容…
ここに書かれていることは、ベルマーレと街クラブのネットワークにも共通言語となり得ると思います。
次の20年は、地域と本気でつながってほしい… ベルマーレは地域の人々のくらしの中へ!
長い間、ベルマーレのスタッフのみなさんとサッカーを通して活動していて感じること。
みなさんプロフェッショナルであり、しっかりとした指導を行い、その指導法を広めようと努力しています。
もちろん、まだまだと思うこともあるわけですが、それはお互い様です。
そんなスタッフのみなさんにも地域とより密接な関わりを意識してほしいと思うのです。
そのためにも、スクール生・ジュニアユース・ユース選手、保護者が安心してサッカーを楽しめる環境の充実を図ってほしいと本気で願っています。
VAMOS SHONAN BELLMARE !