あっという間に2月も半分を過ぎてしまいましたね。
4月開校予定の大日向小学校は、今日も職人さんたちが急ピッチで作業を進めてくれています。
ボク自身は息つく暇もないほどにバタバタしているし、気持ちもソワソワしています。
そんな中で去年の今頃のことを思い出しました。
ちょうど受験組も一段落、まとめの学習をしていたり卒業式の色紙を作ったり…
それぞれの計画で学びを進めていく自然な姿がありました。
そして、残り1ヶ月で思いっきり楽しもうという空気が何ともありがたかったなあ。
そんな一日のスタートに出会った記事があります。
子どもたちの教育やスポーツの環境について、あれこれと話す大切な仲間…
きっずのスペシャリスト、てっちゃんコーチこと一場哲宏さんの記事です。
この記事の主役は、サッカーを楽しむ子どもたちですが、これ授業中の子どもたちも同じ。
学習の一連の流れは、
知覚(ん?これって何だろう?)
↓
予測(えーっと、これって○○なんじゃないのかなあ。)
↓
判断(よーし!こうやってみよう。)
↓
実行
となります。
知覚とは「観る」こと、じっくり「観察」して多くの情報を集めます。
理科だったら「色」「形」「大きさ」「重さ」「質感」とか…
そんな観点を共有して意図を持って対象物を観る。
先生が「はい、これ見て!こうなっているよね。分かったかな?」だとダメ。
「知覚」→「予測」→「判断」→「実行」
このサイクルを回すには、子どもたちが主体的に学べる状況がないといけません。
ところで…
あなたの知っている教室やスポーツチームの子どもたちはどうでしょう?
知覚(ん?先生・指導者は何を言ってる?)
↓
予測(えーっと、こうやれってことかな?)
↓
判断(こうすれば怒られないよね。)
↓
実行
こんなことになっていないでしょうか。
ずっと黒板の前に立って喋り続けて、子どもたちの状況を全て把握できる。
ボールを持ってい子ばかりを追いかけて、チームの状況を全て把握できる。
そんな先生や指導者がいるのなら超絶技巧としかいいようがありません。
ボクにはさすがにムリなので、子どもたちや選手同士の力を素直にお借りします。
自ら主体的にチャレンジする子を育むためのボク自身のチャレンジは続く…