先日、渋谷駅は、地上2階にあった東横線のホームが閉鎖され地下へ。小田急下北沢駅も地上から地下へと移行が行われました。
どちらにも思い出たっぷり…
さびしさと共に、時代は動き続けているということを再認識させられるのです。
東横線渋谷駅を歩道橋から眺めた幼少期
今でも現存していますが、渋谷区東に高層の都営住宅があります。
ここに叔母一家が住んでいたので、東横線のホームを歩道橋から眺めるなんてことがよくありました。
サンダーバードやウルトラマンシリーズが放映されている時代。
登場するメカと新型車両が重なって、「かっこいい!」とウキウキと見ていた時期。
後方を見ると五島プラネタリウムのドームもありましたし…なんとなく近未来に思いをはせおりました。
ここから眺める渋谷駅は始発と終着を繰り返し、一度空っぽになった車両に多くの乗客が乗り込んで再び出発します。
これが訳もなく楽しかったんですね。
この建物自体は変わりませんが、周辺は大きく変貌…
考えてみると私には昭和の記憶しかない渋谷、懐かしさと新鮮さが同居しています。
今度、ゆっくりと周辺を歩いてみたいものです。
小田急線下北沢駅は、レトロで古めかしさでホッとさせられた
大学入学から2ヶ月と卒業間際の数ヶ月、よく利用していたのがこちらのホームです。
ちょうど東海大学前から1時間ほどで、ここで乗り換えて吉祥寺へと向かうのでした。
どんどん他の駅が新しくなっていくのに、地下へと工事が進むうちに改修工事からは取り残され古めかしい狭いホームがずっと残っていて「黄色い線の内側をお歩きください」というアナウンスいつも流れていました。
そんな古めかしい下北沢のホームは地下駅へと移設され、今日から運用開始です。
これで近隣の開かずの踏切も開放されて、周辺の住民にとっては交通の便もよくなりそうですが、駅の利用者からすると井の頭線への乗り換えが5分もかかるので注意が必要です。
「さよなら昭和」という感覚…でもありがとう!
横浜駅、新宿駅などもここ数年で利便性がアップしてキレイな駅舎に様変わり…
今までの駅舎に昭和のノスタルジーを感じつつ、新しい駅舎によろしくというかんじでしょうかね。
小田急線下北沢駅、地上から地下へ移設の日に…