「よくわかる」って本当に難しいことだ

「よくみる」って本当に難しいことだ 教育

「よくみる」って本当に難しいことだ

朝は氷点下だけれど、日中は寒さも和らいだ一日。

「小春日和だね」なんて言いたくなる。

それでも梅はまだ咲かないし、やっぱり真冬なんだよね。

数日前、東の空に不思議な光景が…

どういう現象なのかは調べたらいいのかもしれないけど今はスルー(笑)

画像だと伝わらない情報がある。

とても寒い朝で氷点下5度近くだった。

ほぼ無風だけれどキラキラしている。

わずかだけれど鳥のさえずりも聞こえてくる。

これらは記事では伝えきれない一次情報。

例えば、どこかへ旅行へ行くとしよう。

ガイドブックを読んで、紹介動画を見たら何となくイメージはつかめる。

そこにあるのは人から提供された情報であって、自分で感じ取った情報じゃない。

実際に現地に行ってみれば、人々の息づかいとか街の香りも感じることができる。

ところで…

子どもに関わる仕事をしているボクらは、そんな一次情報を大切にしているだろうか。

伝聞によって特定の子どもの情報を得る。

そこには明確な他者からのバイアスがかかっている。

それなのに情報を鵜呑みにして、自らの目でみることをしない。

「事件は現場で起こっている」

というように、現象は教室で起きているわけだよ。

その状況をリアルでみること。

それでも、対象の子どもについて「わかる」ってことは至難の業。

「わかっている」という発言には「わかっているつもりだよ」って心の中で返す。

「そうじゃないだろ」って伝えることもあるけどね。

どんな子どもたちであれ、当の本人しか分からないことがある。

それほどに「よくわかる」なんてことは難しいことなんだよね。

そんなことを思う木曜日…

謙虚さは大切だ。

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