10月に入って初めての週末。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
さて…
「これからスポーツを通じて何かを始められる感じですか?」
そんな質問がありました。
散歩をしながらしばし頭の中を整理して返事をしました。
ボクは何をしてきて、これから何をしたいのだろうか。
そうだなあ。
ボクは高校2年生の時に学校の先生になろうと決めた。
小学校でサッカーに出会ったきっかけとなった恩師がいます。
「とにかく好きなプレーを磨け」というのでシュートばっかり打っていた。
枠が見えたらどこからでも狙う。
中学校の顧問は厳しかったけれど憧れの先生だった。
とっつあんと呼ばれた中学校の体育の先生との出会いも大きい。
高校のバレーボール部の顧問は専門家ではなく数学の先生でした。
作戦タイムもぼくらからサインを送るほど(笑)
それでもボクらにあれこれと問いをくれた先生です。
大学も監督やコーチはいたけれど学生主体で活動していた。
よーく思い出してみると…
「あーしろ!こーしろ!」という指導者に会っていないんです。
我が家の両親も含め価値観を押しつけようとする大人がいなかった。
これは本当にラッキーだったなって思います。
でも…
それ故に常に問いを与えられ、考えて行動する必要があった。
もう試行錯誤の連続です。
それって実は大変なことだったなあって振り返っているところです。
そして…
気がつけば30年近くスポーツと教育の現場にずっといる。
スポーツの現場では1000人を超える子どもたちのサポートをしてきた。
そして、学校でも1200人を超える子どもたちの担任をしたし2年ちょっと校長もさせてもらった。
そんな中、子どもたちに伝えてきたメッセージはひとつだけでした。
「人にはそれぞれの人生があり幸せがあるんだ。だから、自分らしく生きていこう!」
ただただ…
純粋にそう思って子どもたちの前に立ってたんだなって思います。
きっとこれからもブレずに子どもたちの前にも立つし、保護者の皆さんのサポートもします。
そして、子どもたちを支える皆さんと友に歩み続けることでしょう。
ちなみに質問にはこう答えました。
“スポーツ×教育の現場経験を活かしつつ「子どもたちの幸せとは何か?」「子どもたちを支える大人たちの幸せとは何か?」そんな事を探求していこうと思ってます。”
そのために必要なことはなんだろうかって考えました。
そこで思ったことがこちら↓
これまで以上に「人それぞれの個性を本気で尊重する」ことを宣言します!
個性を尊重すると言いながら、ご自身とは違う考えや方法をもつ人たちを非難しまくる。
そんな人たちにも多く出会ってきたのですが、ボクにはそういう芸当はできませんから…
これがボクなので。
皆さんと共に修行を続けますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。