眼前に広がる冬の丹沢・大山・富士・箱根。
巡り巡って再会した景色でもある。
以前とは違って見えるのは、年齢を重ねたせいかもね。
周りに広がる田畑は何ひとつ変わらない。
でも…
世の中はだいぶ変わった。
以前、この景色を見ていた頃にはスマホなんかなかった。
ガラケーが出てきた頃だったなあ。
こんなのどかな光景があればそれだけで幸せなはずなのに…
今ではどこにいても余計な情報が入ってくるようになりました。
子どもたちも毎日のようにオンラインで繋がっている。
なんだか忙しない感じになってしまった。
以前は、もっとゆったりと時が流れていた気がするのです。
時代は変化するのだから仕方がないけれど、なんだかなって思っています。
「不易と流行」
その昔、上司だった教育長からコンコンと話をされたことを思い出す。
この地域の人たちが守り続けてきた伝統は大切にしたい。
そこでしか見られない景色と時の流れを感じながら生きていこうと思います。