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「幸せな教室」をつくるために大切な”心と体の健康”

「幸せな教室」をつくる心と体

「幸せな教室」をつくる心と体

今日も青空の日曜日。

キリリとした冬の空気は気持ちいい。

三連休のど真ん中、皆さんはどのように過ごしていますか。

最近、ずっと「幸せな教室」について考えています。

増え続ける長期欠席・不登校児童生徒数、教職員の病気休職者

2020年度、小中学校における長期欠席者の数は28万7747人。

そのうち不登校の児童生徒数は19万6127人。

子どもたちだけではありません。

公立学校教職員の精神疾患による病気休職者は5,478人。

さまざまな原因があるとはいえ見過ごすわけにはいきませんよね。

学校に行きづらい、行けない子どもたちや先生たちは幸せだとはいえません。

(自分の意志で行かない選択をしている場合は除く)

学校でも活用したい「幸せの三段重理論」

こんな素敵な本に出会いました。

というか樺沢紫苑さんの本は、我が家のサッカーボーイズたちも愛読。

この本の中に「幸せの三段重理論」という説明が出てきます。

セロトニン的幸福(心と体の健康)が土台にある。

オキシトシン的幸福(つながり・愛)がその上に来る。

ドーパミン的幸福(成功・お金など)は一番上にある。

一番大切なのは「心と体の健康」

たしかにそうだよなあ。

みんな真面目すぎるほどに職員室に残っている。

「頑張らなくちゃ!」

根性論がベースにあるところも多いのではないでしょうか。

そうなるとイライラが増して、心と体に支障をきたす。

放っておくと負のスパイラルに陥り、最終的には精神疾患を抱える。

順番を間違えて心も体もおかしくなった

ボクも20代から30代、40代へと向かうにつれてストレスが増しました。

「みんなから認められる先生になりたい」

って気持ちが強過ぎて、見た目を気にしたり、ちょっと変わったことをしてみたり…

ここでいう「ドーパミン的幸福(成功・お金など)」ばかり追い求めていた状況ですね。

そうこうしているうちに少しずつ「セロトニン的幸福(心と体の健康)」が薄れていった。

実は…

特急列車に飛び込もうかと思ったこともあるんです(汗)

なかなか改善しない学級経営、自分自身の子育ての悩み、勤務の多忙化…

などもあり暴飲暴食を繰り返し、気がつけばコロコロに太ってしまいました。

83kgが定番になり、人生最大86kgを記録したのは2010年のこと。

「そうか、そりゃあ大切にしていることが逆だったら太るよね」

“心と体”を見つめ直したら変化が起きた

さすがに危機感を覚えて、自分の体を見つめ直したのが2013年。

まず、見直したのが「食事」

低糖質・高タンパク質を心がけるようにしました。

そして、「運動」も見直す。

もともと歩いたり走ったりすることは好きだったけれど筋トレをプラス。

さらに「休養」も心がけるようにして…

できる限り17時には退勤するようにしました。

そうこうしているうちに9ヶ月で71kまで減量。

見た目も心もスッキリ、イライラも減って笑顔が増えました。

だいぶ余裕をもって子どもたちと接することができるようになった。

前は、めちゃくちゃ怒鳴っていたからなあ。(ごめんなさい)

とにもかくにも体を見つめ直して本当によかった。

気がつけば穏やかで子どもたちが目の前にいて…

学級だけじゃなくて学年全体で幸せな空間が生まれていた。

(学力状況調査、質問紙調査の数値でも明らかになった)

何よりも大切なのは、まず「心と体の健康」

セロトニン的幸福(心と体の健康)が土台にある。

オキシトシン的幸福(つながり・愛)がその上に来る。

ドーパミン的幸福(成功・お金など)は一番上にある。

一番大切なのは「心と体の健康」ってことは忘れがち…

忙しいなって感じるとついつい忘れちゃうかも(汗)

まずは「心と体の健康」を盤石なものにすることを心がけよう。

そして…

「疲れてんなー」って思ったら思い切って休みましょ。

“心と体”が良い状態になってから子どもたちの前へ行けばいいんだからさ。

ゆっくりでいいからね。

次回は…

「幸せな教室」をつくるために大切な”つながり・愛”

について書きます。

桑原 昌之

スポーツと教育の現場で子どもたちの成長を見守り続けて来た教育研究家です。教職員・保護者・スポーツ指導者向けの研修、ワークショップもしています。2023年9月より秦野市議会議員としても笑顔で活動中。
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