サッカーに取り組んでいる子どもたちを観ていると…
オフ・ザ・ピッチの状況が反映されていると感じることが多々あります。
「日頃、何を考えながら生活しているのか?」
自分の現状を見つめることができ、カイゼンへとつなげることができる力はあるのか?
要するに、どんなメンタルモデルで過ごしているかです。
周りがポジティブであること
子どもたちが出会う保護者や仲間たち、そして家族がポジティブな感情を持っていること。
何よりも重要な要素だと思います。
応戦している人たちを観察すると…
「どうしてできないのか?」
という欠点ばかりに目が行ってしまい、ネガティブな言葉をかけてしまう保護者や指導者がいます。
みんなでふりかえる力をつけること
サッカーを含めスポーツは失敗の連続です。
どうして失敗するのか、あるいは、どうして成功したのかをふりかえることが重要です。
良い結果であれ悪い結果であれ、何かをするには必ず失敗があります。
「できたことは何かな?」
「どうしてうまくいったんだろう?」
「じゃあ次はどうする?」
こんな言葉をかけながら、子どもたちと一緒にふりかえればいいんです。
勉強もちゃんとしよう!
「学校の勉強はサッカーには関係ない」
と言い張る人たちも中にはいます。
でも、長年の経験から言うと…
「サッカーがうまくなるのと勉強ができるようになることは同じ思考回路が必要だ」
ということです。
「やってみる」→「ふりかえる」→「またやってみる」
この繰り返しです。
サッカーがうまい子はたくさんいるけど、大人にならない子もたくさんいる。
「サッカーは子どもを大人にする」
はずなのに…
「なかなか、うちの子、うまくならないんだよね」
という保護者の皆さん、指導者の皆さん!
オフを見直してみませんか?