朝から雨が落ちきそうな空だった丹沢・大山の麓。
以前から交流のあるサッカークラブの子どもたちが東京から鶴巻温泉へ。
お邪魔にならない程度にサポートをさせてもらいました。
もともとは2008年のビタミンサッカーというイベントがきっかけ。
みかん狩りをして、サッカーで交流するというものでした。
最初は国道246の北側にある伊勢原市善波のみかん園で開催。
その後、より近くということで個人管理のみかん畑で継続していましたが…
管理者がとうとういなくなり今年は再びみかん園へ。
後継者問題はここにも。
新型コロナウイルスの影響で3年ぶりとなりました。
15名の子どもたちと鶴巻温泉駅からスタート。
宮崎駿さん縁の「陣屋」脇を抜けて善波へ。
国道246へ向かう途中に矢倉沢往還があります。
サポートを終えた後に善波峠を越えるために古道を西へ歩くことにしました。
長らく使われていた道ですが山間なので動物が出て来そうです。
この季節だから少し安心ですが夏場は一人で歩くのも怖いかなあ。
途中、馬頭観音がありました。
長らく人馬が通過してきたことがわかります。
この道を荷物を抱えていくのは大変だったでしょうね。
人々の往来はなくなっても畑があるので道は整備されている。
でも、誰も歩いていない。
一人で歩くには何とも心細い道でした。
トレイルランニングにはいいかもしれないけれど。
旧善波トンネルは歴史を感じさせます。
「はて?このトンネルがない頃はどうしてたのか?」
ちょっとした疑問を抱きつつ秦野へ。
トンネル抜けると目の前にドーンと富士山のはすが…
今日は見えず。
天気を見越してなのかハイキングに訪れる人も少なめの山道から家路へ。
だいぶ昔からある道路の様子が分かって来たのは収穫。
でも、使われなくなると一気に廃れる。
長年に渡って人々の往来があった街道も整備して遺せたらいいよね。
今日もよく歩きました。
この2日間でフルマラソンを超える距離、歩けたことに感謝。