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「八重桜」で一年の学びをつくる

八重桜まつり

雨が上がり青空が広がった丹沢・大山の麓。

歩き回りつつ立ち寄った公民館イベントがふたつ。

そのひとつが渋沢公民館です。


秦野市は「八重桜」の産地として有名って知ってますか?

千村地区ではおよそ2500本の八重桜が栽培されていて、秦野市では年間15トンから20トンが収穫されます。主に縁起物の桜漬けに加工される八重桜は、秦野産が全国シェアのおよそ8割を占めています。

八重桜の摘み取り“最盛期” 神奈川・秦野市
神奈川県秦野市では名物の桜漬け用の八重桜の摘み取りが行われています。  秦野市の千村地区ではおよそ2500本の八重桜が栽培されていて、秦野市では年間15トンから20トンが収穫されます。  主に縁起物の桜漬けに加工される八重桜は、秦野産が全国...


そんな千村地区でも後継者不足は深刻な課題となっています。

摘み取りも高い所に登って行うので危険なこともあるとのこと。

どのようにして地元の財産を残していくのか模索が続いています。

秦野の八重桜を守り続けたい

昨年からスタートしたイベントはスケールアップ。

全館を使って熱気あふれるものになっていました。

その名も「八重桜祭り&学習展」

コミュニティスクール

本日のイベントはコミュニティ・スクール活動の一環として、地域の学校の様子をより身近に知っていただきたいとの思いから開催をいたしました。

なんてことが案内には書かれています。

学校を中心とした地域コミュニテイの再構築のためにも大切な時間です。

学校独自の特徴ある教育課程の編成にも大きな可能性を感じるイベントでした。


「八重桜」

これだけで幼少中で一年間を通じた教育課程の編成ができてしまう。

国語・算数・理科・社会・英語の主要5教科に関連づけることが可能です。


生産者へのインタビューは国語の学習と紐つけられます。

教科書に出てくるインタビューの技と聞き取ったことをまとめる技が使える。

上手に聞き取ってわかりやすく新聞などにまとめていく。


算数だったら花や木の本数を数えてみたり計算したりもできる。

1年生だったら摘み取った花を数えてみる。

5年生にだったら割合を学ぶ時に塩漬けにする塩分量を計算する。


理科では生物分野となる栽培の一年を追いかけることができる。

春・夏・秋・冬の八重桜と周辺の自然環境を観察してみる。

タブレット端末を使って画像付きの観察ノートの作成も可能です。


社会でも学区探検から始まり地域の産業、歴史まで関連づけられる。

白地図に八重桜エリアマップを描くことから始まり…

矢倉沢往還を中心とした地域の産業や歴史にまで展開ができます。


中学校でも八重桜の紹介を英語で書いてみるなんてこともできるでしょう。

動画を撮影して発信するなんてこと簡単にできる環境が整っています。

地域の小中学校から全世界に向けた魅力発信も十分に可能です。


「全国シェア8割」というような地域資源を持っているのは大きな強みです。

こういったことに目を向けていくことは本当に重要なんです。

それが地域の誇りとなり、歴史を紡ぐという自然な活動へ繋がる。


「学校は地域の公共財」

子どもも大人も笑顔満載、大きな可能性を秘めた素敵なイベントでした。

本当に素敵な空間を見せていただきました。

「令和6年秦野市議会第1回定例月会議」
一般質問 3月18日(月)午後3時頃から
1 「GIGAスクール構想」時代のICT活用について
2 教職員の勤務状況について
3 学校と地域住民との連携について

このイベントに関連することについては議会でも触れようと思います。

関係者の皆様に感謝いたします。

とても素敵なシーンばかりで幸せな気分になりました。

桑原 昌之

スポーツ、教育、暮らし&まちづくりなど自由気ままに。
教育研究家・秦野市議会議員
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