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「夏の到来と子どものスポーツ」心配は?

今日も朝から蒸し暑く、あっという間に30度超えとなった丹沢・大山の麓。

遠くに見える入道雲はどうやら千葉・茨城方面のようです。

八王子では39度を観測、まさに酷暑です。

そんな中、各地で高校野球の予選が行われています。

報道されてはいませんが、各球場で体調不良者が出ていることでしょう。

選手のみならず応援する子どもたちにとっても酷でしかありません。

全ての試合をドーム球場で実施して欲しいくらいです。

ここ数年は猛烈な暑さになることがあるのは皆さん承知の通りですよね…

ところが真夏の甲子園の是非を問うような声は小さい。

スポーツ関係者からも疑問視されているのですがまだまだの感があります。

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始まってしまったもの、継続しているものはなかなかやめられません。

そこには利権も絡んできますから更に複雑です。

サッカーの話をすると…

全日本少年サッカー大会は冬へと移行されました。

さすがに真夏の大会はこどもファーストではないとの判断からです。

体育館で実施する競技も心配はつきません。

総合体育館など空調設備の整っている施設であればまだしも…

学校の体育館は蒸し風呂状態のところがほとんどです。

中学校から大学までバレーボールに真剣に取り組んでいましたが…

練習中には何枚もウェアを着替える必要がありました。

ポタポタと汗がフロアに滴り落ちるからです。

それも30年以上も前のことで今とは暑さも違います。

本当に気をつけなければ大好きなスポーツで命を落とすことになりかねない。

「今の子どもたちは根性が足りない」

「エアコンの効いているところばかりにいるから耐性がない」

そんな簡単なことじゃありません。

ただただ暑いのです。

大会の開催が決まるとやめられないのは大人の事情でしかありません。

もしも子どもの命が奪われたらどうなるのでしょう。

関係者がお詫びするとか、そんなことでもありません。

お詫びしたって貴重な命は元に戻ることはありませんから。

ということで…

けして無理せず、大会関係者には時として中止の英断を求めます。

そして…

参加する選手や関係者にも暑さ対策について十分な啓発を。

医療関係者が帯同している大会なら少しは安心ですが…

そうでないローカルな大会では、せめて会場近くの医療機関の確認を。

習志野高校の美爆音を聴いて喜んでいる場合ではありません。

最新の注意を払って子どもたちの命を守ること。

以上、スポーツの現場経験からの提言でした。