みんなが楽しめるサッカー環境って?

昨年実施された日本vsブラジルの様子(国立競技場)

週末から雨予報となっている丹沢・大山の麓。

梅雨の晴れ間のような気温で蒸し暑くなりました。

そんな水曜日、各地で天皇杯2回戦が行われました。

注目していた川崎フロンターレvs栃木シティの試合はネットで経過を追うことに。

ラディッシュOBの貴くんは先発出場(栃木シティ)

「良いプレーを見せてJリーガーになったらいいよなあ」なんて期待をしています。

結果は、やはり格上のフロンターレが順当に勝利。

今後の活躍に期待しましょう。

そうそう…

たまたまPCの画面に現れたのが本日の画像。

去年のこの時期、日本vsブラジルを観戦に行ったんです。

オシムさんが5月に他界し、キックオフ前には黙祷があった。

ワールドカップ直前の強化試合ということもあって真剣勝負でした。

この時は地上波でも放送がありました。

ボクらが子どもの頃、Jリーグが始まる遙か前とは環境が違います。

今ではサッカーの情報なんて手のひらで入ってしまいますから…

ところで…

スポーツには「する」「みる」「ささえる」という3要素があります。

そのうち「みる」に関しては、随分とハードルが下がったなと思うのです。

課題は「する」

というのも最近はサッカーを続けるにもお金がかかりすぎる。

比較的ノンビリとサッカーを楽しめる小学生年代はいいとして…

中学生年代からクラブチームへ通うと経済的な負担が大きくなってきます。

月会費に交通費、さらに週末の遠征に合宿など、本当に大変です。

「高校サッカーがしたい!」

って思う高校生年代となると更に遠くへ通うことになる子も増える。

「大学でもサッカーするぞ!」

って思ったら高い学費に部費や寮費などもある。

お金がないと上のカテゴリーでサッカーを楽しめないのが現実。

そこに追い打ちをかけるのではないかと危惧しているのが部活動の地域移行。

「もっとサッカーがしたい!」

という子どもたちのニーズに環境が追いついてない。

「まあ、いつの時代もそうだよね」

そんな意見もありますが、ここ数年で一気に二極化を感じるのです。

「サッカーやりたいんだけどさあ、お母さんがダメって言うんだよなあ」

なんて声を多く耳にするようになりました。

地元に安価で楽しめるサッカークラブがなく、送迎も必要になってくる。

そこに月会費やウェア代などもかかってくる。

やらせてあげたくてもできない人たちがいるのが現実…

より多くの子どもたちが身近な環境でサッカーを楽しむことができる。

さらにジュニアからシニアまでが楽しめるクラブがあるといいですよね。

そして…

他競技も同じ傾向が出てきているので地域スポーツを見直す必要もある。

みんなで知恵を繫いで何とかしたい問題です。

桑原 昌之

スポーツ、教育、暮らし&まちづくりなど自由気ままに。
教育研究家・秦野市議会議員
✨️Challenge Respect Smile✨️
■詳しいプロフィールはこちら

\SNSをフォローする/
スポーツ
ようこそ!
ON THE BALLへ
\フォローして繋がりましょう/
\この記事をSNSでシェアする/
\SNSをフォローする/
タイトルとURLをコピーしました