この季節になると気になる花があります。
とある花壇では今年も綺麗な紫色の花を咲かせています。
街中で見つけるとつい足を止めてしまいます。
「ルリタマアザミ」
と和名ですが調べてみたら輸入されたものだと分かります。
「Echinops bannaticus」
南ヨーロッパから西アジアまで広く分布する多年草です。
紫色の花言葉は、「権威」「貴族」とのこと。
“この花言葉は、古代から紫色には高貴なイメージがあることに由来すると考えられます。
https://bloomnote.jp/column/ruritamaazami-hanakotoba/
かつて、紫色の染め物を作ることは困難だと言われていました。
そのため、貴重な紫色は最高位の位階を表すものとされていたのです。”
なるほどなあ。
紫色って染めるのが難しいなんてしりませんでした。
寺院などでも紫色を目にすることがある。
仏教の五色にも紫が使われていますから…
それについては、また別の機会にでも触れてみたいと思います。
「権威」
この2文字を見て思い出す言葉があります。
「権威は人のために使うんだぞ」
という伊勢原市教委時代の教育長からの言葉です。
花を眺めて自分を見つめる。
東京都知事選における報道やSNS等での罵詈雑言。
あまりにも目に余るものばかりでした。
そして、世界各国で行われている選挙報道を見ながら…
「権威とは何か?どうあるべきなのか?」
しっかりと考え直したいと思うのでした。