木製のサークルベンチが教室の真ん中にありました。
ひとつのベンチに大人でも頑張れば6人が座れます。
まだ身体が小さい小学校3年生や4年生だと8人まで座れます。
ベンチのある教室で6年生の担任をさせてもらいました。
毎年のように困ったことが起こります。
だんだん身体が大きくなる時期。
みんなサイズがちがうので普通に座っているとはみ出すのです。
「どうしたら座れるかな?」
しつもんをしたら子どもたちは考えました。
「並べ替えたらいいんじゃない?」
というアイデアもありましたが、チームごとに位置は決まっている。
「ほんの少しだけ小さくなってみる?」
両足を閉じて肩をすぼめるような感じで最初はOKでした。
それでも卒業間近になると狭苦しい感じになりました。
「あ!順番にケツの位置を少しだけ前後にずらせばいいよ!」
そんなアイデアが出てきて座ってみると…
見事にスッキリ収まりました。
「こんなのムリでしょ!」
と思う瞬間がよくあります。
でも…
「ほんの少しだけ」で変化が生まれます。
解決したい課題があったときに思い出すエピソード。
たくさんのアイデアを子どもたちからもらったことにも感謝しています。
ほんの少しだけ変えてみよう。

