何かと話題になる先生たちの超過勤務のお話。
年度初めは、どうしても勤務時間も長くなってしまうのは仕方がありません。
新たな名簿を作ったり、年度の計画を立てたり…
学習参観や家庭訪問の予定も組まなければならないし…
とにかくいろいろあるのです。
そんな先生たちの労働時間を軽減するためにPCが導入されたのは数年前のこと。
ところが…
雑多な業務は楽になったはずなのに帰れないのは何でだろう?
原因はいくつか考えられます。
(その1)そもそも先生たちのITスキルが足りていない。
せめてWordやExcelはサクサクと使えた方がいい。
Excelでいうとセルとセルのデータを繋ぐとか、一気に半角にするとか…
ちょっとした関数の知識もあるといいですね。
若手も意外に苦戦しているのです。
スマホ世代というのもあってフリック入力の方が速かったりもします(笑)
それならそれで、フリックで作ってメールで転送するとか方法がありますよね。
改めて研修も必要かなあ。
(その2)お互いに共有するという意識が低い。
自分で頑張らなくちゃいけないというメンタリティが邪魔をするのか…
元のファイルあるのにゼロから作り始めちゃったりするわけです。
お互いに情報共有しながら資料作成したりすればいいのに。
できないことって恥ずかしくないですから聞きましょう。
いいものを作ったらシェアする意識を持ちましょう。
(その3)PCを使い倒す意識が低い。
せっかくあるんだから使い倒しましょうよ。
手作業で教材を作るのは時代錯誤のような気さえしてしまう。
インターネット上には授業で便利に活用できるコンテンツも山ほどある。
自分が説明するよりも、子どもたちの理解が深まりそうなものも見つかります。
使わない手はないでしょう。
それから、時間にシビアであることも重要です。
もしも、残業が禁止されたらどうしますか?
それでも今のやり方で仕事する?
何のためにPCが職員室にあるのか?
もっと突き詰めて考えて仕事してみましょう。