大日向小学校のランチルームからは雄大な信州の山々を眺めることができます。
お昼になるとパラパラとマイ箸を持った子どもたちの足音が近づいてくる。
みんな一斉には来ないのが面白い。
一人二人と木製のドアを開ける子どもたちは笑顔で入ってくる。
「くわまーん!今日の”おひるごはん”なーにー?」
「なんだろーねー?」
「もう先に食べたんでしょー!ずるーい!(笑)」
「だって校長先生のお仕事だもーん!」
なんて会話をしながら目の前をササッと通り過ぎていきます。
「今日はどこで食べよっか?」
「ここがいいんじゃない?」
「そうだねー!」
なんて座席を決めたかと思えば
「あ!やっぱりあっちにしよう!」
なんて言いながら食べる場所を決めるまでに右往左往(笑)
大日向食堂では自分で決めた場所で食べる。
やっとのことで食材の並んだカウンターへたどり着く子も。
好きな色の器を選んで自分で分量を決めながら盛り付ける。
大日向食堂では自分で決めた分量を食べる。
「どれくらい食べますかー?」
大日向食堂の皆さんとエプロン姿の子どもたちが配膳のサポート。
「えっと大盛りで!」
なんていう子もいれば…
「早く遊びたいから少しでもいいけど、まあまあ大盛りで!」
なんていう子もいる。
「おいおいどんくらいだよ!」
なんていうやりとりも可愛い。
「いただきまーす!」
「何これ?ちょーうまいんだけど!」
「サケ嫌いだったんだけど食べられたよー」
「ここで食べてたら好き嫌いなくなると思う。」
それぞれのペースでゆったりと美味しい”おひるごはん”をいただける。
「何あの山?プリンみたいじゃん!」
遠くに見える蓼科の山々を眺めながらのランチタイムもいい。
「ごちそうさまー!サッカーいってくるねー!」
と小走りに体育館へ急ぐ子どもたち…
「こらこら歩いて行ってねー!いってらっしゃーい!」
なんていう毎日…
子どもたちの笑顔と美味しい”おひるごはん”は最高です。