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歴史を繫ぐ新駒書店(佐久穂町)

歴史を繫ぐ新駒書店

歴史を繫ぐ新駒書店

まだ梅雨入りしない快晴の金曜日。

放課後に車を走らせて佐久教育会館へ改訂された学校案内をお届けに。

その帰り道に立ち寄ったが、佐久穂町にあるかつての「東信州の上海」と呼ばれた商店街。

小さな商店が並んでいるのだけれど、今はほとんどの店がシャッターを下ろしている。

最も賑わいがあったのは大正から昭和初期とのこと。

この東町界隈の話は、最後に紹介する書籍が詳しいので、ぜひ手に取ってみてほしい。

さて…

そんな東町商店街の南側に、かつて新駒食堂という名の食堂がありました。

「また閉店か」

そんな声も聞こえていたのでしょうけれど、その店舗がなんと書店にリニューアル。

その名も「新駒書店」

 

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玄関ドアを開けるとレトロな空間に本が並んでいます。

書店を営むご夫婦がセレクトした書籍が並び…

時代を感じさせる太い梁や階段があり…

のんびりできそうなレトロなソファーが置かれる空間があったり…

いつの時代か分からないけれど古いポスターが貼られている2階部分もある。

小海線の線路もすぐそこにありディーゼルエンジンの音が最高に気持ちいい。

なんとも素敵な場所です。

人が集い、何かが始まる。

もうすぐ隣にはジュエリー工房もグランドオープンとのこと。

ボクは閉校した学校に新しい小学校を開校する仕事に関わらせてもらっています。

「再生」とか「創造」とか、そんな言葉も似合うのだけれど…

やっぱり「繫ぐ」ってことの大切さを実感しているところです。

赤べこと沢木耕太郎

歴史を感じさせる店内のあちらこちらを見せてもらい感動していたら2冊の本に出会いました。

沢木耕太郎さんの「旅」の本。

そうだなあ、ボクも人生という名のボールを転がし続けて旅をしている。

そして、新駒書店のファミリーも旅の途中。

そこで出会えたってことに感謝でいっぱいの気持ちで店をあとにしました。

いやあ、本当に素敵な空間でした。

小海線で羽黒下駅を降りて、まずはヒゲめがねでカレーを食べる。

その後、散歩しながら新駒書店で本を眺める。

最後は、mikkoで珈琲とドーナッツをいただいて再び小海線へなんて旅もいい。

そこに、さらにジュエリー工房GURURITOでの体験なんかも加わりそう…

佐久穂町にお越しの際には、ぜひ立ち寄って下さいね!

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桑原 昌之

くわさん✨️
スポーツと教育の現場に関わる教育研究家
「ともに歩もう、この先の秦野へ」秦野市議会議員
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