毎日、本当に寒い。
新型コロナ感染症拡大も止まらない。
そんな木曜日…
今年成人を迎えた教え子たちに配布された冊子が手元にやってきました。
担任として8回の卒業生を見送っているので、どの代なのかごちゃごちゃ(笑)
それでも冊子をめくってメンバーを見たらバッチリ思い出せた。
こんなことをやっていた頃の子どもたちでした。
2013年ではありますが、教室にはベンチがあって…
算数は単元内自由進度で進めていく。
毎日、試行錯誤の連続で子どもたちも戸惑ったことでしょう。
「こんなボクによく付き合ってくれたなー」
というのが実感です。
子どもたちのみならず、同じ学校の先生たちも(汗)
それでも…
彼らと取り組んだレガシーによって「ベンチのある教室」が市内に広まった。
「自立した学び手」に変貌していく子どもたちと過ごせた幸せな日々だったなあ。
そこで…
ふと思い出したことがあります。
突発的に児童指導が必要で教室に行かれない事態が起こります。
「小学校あるある」です。
若かりし頃の教室はメチャクチャなんてことはよくありました。
さらにトラブルが勃発して更なる児童指導が必要。
そりゃあそうです。
いつもボクの指示を受けて動くというのが当たり前でしたから。
というか児童指導の原因を作っているのはボク自身でした(汗)
でも…
今回成人式を迎えた子どもたちと接していた頃からは変わりました。
「自分たちでどんどん進めていく」ことが当たり前。
最初は戸惑いを見せていましたが…
「なんだこれ?楽しいじゃん!」
って感じたらグイグイと自分たちで学びを進めていくようになったのです。
だから、教室を空けるような事態になっても心配は最小限ですみます。
いつも黒板に書いているフローを子どもが代筆してくれる。
というように…
子どもたちに助けられてばかりだよなあ。
そんなことを思い出しました。