ちょっぴり春のような、それでいて風は冷たい金曜日。
丹沢・大山の麓は薄雲が広がる天気で富士山は見えませんでした。
今日もふと思ったことを書いておきます。
子どもたちを従来の学力観で評価するままでいいのだろうかって話です。
たしかにテストで100点をとるということは嬉しいことでしょう。
でも、点数だけで判断されたら子どもたちはたまったもんじゃありません。
結局、テストができなければ問題視される。
「あの子は優秀だよね」とか…
「あの子はイマイチだよね」とか…
どうも点数至上主義で語られる学力観は好きになれません。
「そもそも学力観ってなんだよ?」
というようなことをえらそうに書くことは、ここではやめておきます。
学校が楽しいって思う瞬間はどこにあるのでしょうか。
実は「点数を取る」って分野は最上位には来ないんです。
「友だちとのおしゃべり」「友だちとの遊び」あたりが高スコア。
そんな空間をまずはつくる。
結果、「点数がどうのこうの」で一喜一憂しなくなるんです。
もちろん、点数を取らなくていいって話ではありません。
イマイチ点数が取れなかったときにも、それを素直に受け入れる。
「○○ちゃん、またチャレンジすればいいじゃん!」
なんて感じなので、何度でもチャレンジができる。
これが大事なんじゃないかなあ。
「このまま行くとヤバいよね」
っていうのは、ひとつの指標でしか子どもたちを見てない証拠。
もっとマルチアングルで子どもたちを見つめる必要はないのでしょうか?
そんなことを思った金曜日でした。
子どもたちの多様性を見逃さないようにしよう!