春の弘法山と雪の富士山が見える丹沢・大山の麓。
この地域では今日が卒業式という小学校もありました。
新型コロナウィルス感染拡大に振り回された子どもたち。
それぞれの子どもたちに一人ひとりの物語があったはず…
嬉しいこともあったでしょうし、とても悲しい出来事もあった。
子どもたちにとってはどうにもならないことも多かったと思うのです。
それでも、なんとか卒業式を迎えた皆さん、本当におめでとうございます。
これまでと変わらない春が訪れるといいのですが気がかりなことがある。
世界が感染症への対応に少し落ち着きを見せたのに、今度は戦争です。
道を歩く子どもたちを観ながら平和への思いが募ります。
ふと海軍機関学校の教官だった祖父のことを思い出しました。
戦地へ送った教え子たちが散っていった無念。
子どもたちの家族のもとへ全国各地へ足を運んだ祖父。
「平和がいちばんだぞ!」
いつもそう言っていた。
夕刻、ウクライナのゼレンスキー大統領の演説がありました。
なんとも表現できない複雑な気持ちになりました。
けして目をそらすことのできない戦争。
平和を守る義務もボクら大人にはあるよね。
この美しい光景を守るためにも。