10月も下旬へと突入しようというのに半袖で歩けてしまう丹沢・大山の麓。
今日は登庁する時間もあったり、母を買い物へ連れて行ったり…
そんな中でも…
昨日のインターナショナルスクールでの対話でのモヤモヤが脳裏をよぎる。
内容としては年に成立した「教育機会均等法」に関すること。
フリースクールなど学校以外の「多様で適切な学習活動の重要性」が明記されています。
でも、インターナショナルスクールだと状況は違うようです。
日本国籍の子どもを通わせようとすると「就学義務違反」と言われてしまう。
実際にとある地域の就学に関する状況をウェブ上で答えた場合はこんな表示が(汗)
これを見せてもらった時に暗澹たる気分になってしまいました。
このままで良いとは到底思えないのです。
フリースクールにも冷たい自治体はあって、公立小中学校こそが王道というような感もある。
「文部科学省がフリースクールの存在を認めたことにがくぜんとしている。大半の善良な市民は、嫌がる子どもに無理してでも義務教育を受けさせようとしている」
「不登校は大半は親の責任。財政支援を国が言うべきではない。(フリースクールの)存在を認めるかどうかの論議をもっとすべきだ」と述べた。
議論を呼んだ東近江市長の発言
これと同じような感覚をお持ちの方々も実は多いのかもしれません。
「もう時代遅れだよ!」
って言ってくれる人が多くいることを期待しています。
ところで…
昨日、立ち寄ったカフェの珈琲は本当に美味しかった。
「おいおい、いきなりカフェの話?」
って思っても最後まで読んでいただけましたら幸いです。
ランチも一緒にいただいたのですが、これまた美味しかったのです。
佇まいも最高でリピートしたくなるカフェ。
おまけにリーズナブル。
「またいらしてくださいね」
なんて言葉もかけていただいたので再訪することになるでしょう。
さて…
全国津々浦々、いろんな学校があると思います。
子どもたちにとって毎日が楽しくてしょうがない教室だってある。
そういう教室は明らかに授業が楽しいし、子どもたちが生き生きと学んでいる。
「あー!今日も楽しかったなあ。また明日ねっ!」
って笑顔で下校の途に就く教室はあるのです。
一方で何だか息苦しい教室もある。
子どもたちが先生の顔色をうかがいながら過ごす残念な日常。
そういった教室では授業がつまらないし、子どもたちは先生に合わせている。
「あー!やっと今日も終わった。早く家に帰りたい」
って疲れ切って下校する教室もある。
美味しくもない珈琲を出されて、騒つく空間だったら二度と行かない。
美味しい珈琲を淹れる努力は必須だし、お客さんが居心地良く過ごせる空間作りも大切。
だから子どもたちの観察も教材研究も欠かせない。
「授業がつまらないから、あの学校に行かない」
っていうのは…
「珈琲が美味しくないから、あのカフェには行かない」
と一緒だと思うのはボクだけでしょうか。
単著「どの子も輝く教室のつくり方」(明治図書)