今朝は昨日よりもバケツの氷が厚くなった丹沢・大山の麓。
「ん?水道も凍ってるか?」
と庭先の水道が凍結していないかと83歳の父が気にする。
如雨露に水を入れるために水道栓を捻ってみる。
問題なく水は出た。
まだまだ寒さ本番ではないようだ。
今日も朝から昼過ぎまで当てもなく歩き回る。
「こっちか?」
そう思った路地で曲がってみる。
気がついたら朝8時から開いているパン屋の前にいた。
今年は何度も話を聞かせてもらったり応援してもらったりした。
扉を明けるとパンのいい匂いがする。
まだ8時台なのに種類も豊富でどれにしようか迷う。
いつもなら買って帰るのだが…
カウンターで珈琲とふたつのパンを注文していただく。
スタッフの笑い声と優しい会話も心地よい。
だからなのか、パンの味にも優しさが溢れている。
「いらっしゃいませー!」
お客さんがやって来る。
ちょっとした会話をを交わしてパンを買っていく。
何とも言えない心地よさがあった。
こういうのって本当に大切だ。
それぞれの町には小さな店がある。
こんな時代だからこそ、こういった店は大切にしたい。
「唯一無二」
そこでしか味わえないものだからね。