今シーズンいちばんの寒さとなった朝迎えた丹沢・大山の麓。
寒いけど冬のスッキリとした青空に誘われて山へ入る。
なんて書けばかっこいいんだけど目的があって歩き始める。
その目的については後日こちらで書くことにします。
さて今日は「冬至」
冬至は二十四節気のひとつ。二十四節気は季節の移り変わりを知るためのもので、約15日間ごとに24に分けられています。二十四節気は約15日間の期間ですが、かぼちゃやゆず湯などの行事を行う冬至の日は、冬至に入る日をさしています。
冬至とは?2023年はいつ?ゆず湯の由来・かぼちゃを食べる意味
そうそう、ゆず湯に入る日だったよね。
特に何にも考えずに子どもの頃からの風習になっている。
まあ一年で一番日が短いっていうことは知っている。
至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意の「一陽来復(いちようらいふく)」といって、冬至を境に運が向いてくるとしています。つまり、みんなが上昇運に転じる日なのです!
冬至とは?2023年はいつ?ゆず湯の由来・かぼちゃを食べる意味
なるほど冬至は分岐点というわけで陰から陽へ転じる大切な日。
そんなこともあったからってわけじゃないけれど…
結局は朝から陽が落ちるまで「38,884歩」「31.17km」も歩いてしまった。
弘法山の麓から鶴巻温泉へ行き、そこから弘法山公園を縦断する。
日本武尊が通ったという吾妻山、弘法大師が由来の弘法山、権現山、浅間山。
権現山の展望台からは、こんなふうに富士箱根が見える。
この景色が気軽に見えるっての秦野市民の特権でもある。
ハイキングしている人と地元民の違いはすぐに分かる。
山登りの格好をしているか普段着かで一目瞭然。
浅間山を降りて秦野市街地へと歩を進めてみる。
なかなか歴史的にも面白い町なんだけどね。
かまかさんでコーヒーとチーズケーキwithピーナッツアイスをいただいて曾屋神社へ。
今年は何度も参拝したなあと思いつつ、またまた手を合わせる。
夕刻までに出雲大社相模分祀、白笹稲荷神社、今泉神社にも立ち寄った。
なんだか神社参拝ツアーのようになってしまった。
ランチタイムはこちらへ。
「今はクレープ屋」という元気の出るイエローの小屋でギックリ腰になった店主が笑っている。
お好み焼き風にしようと思っていたのにドライカレーチーズに惹かれてしまったので注文。
いつもの卵トッピングにしたら最高に美味かった。
今年、何度も訪れた「ぱわーすぽっと」
ここに来ると不思議にもいろんな人たちと出会う。
なんだか盛り上がっていたら「ぱわーすぽっと☆Hadano」ができて市議選に出馬した。
みんなの応援で秦野市議会議員に…
「くわさん、足で稼ぐんですよ!足で!」
なんて多くの先輩たちに言われた。
クレープ屋の店主はよくこんなことを言う…
「くわさんは、歩くぱわーすぽっとですから」
そうだなあ。
「逆にいろんな人からパワーをもらっているよね」
そんなことを思いながら歩を進め…
Cafeいがらしさんへ立ち寄ってガトーショコラとコーヒーをいただく。
今年はこちらにも何度もお世話になったなあと思いながら帰路へ。
道路沿いを歩くか、山を越えるか…
悩むまでもなく吸い込まれるように山へ。
冬至だったことを忘れていたわけじゃないけれど日の入りが近い。
秦野側からは序盤の登り坂がきつい。
疲れもあったので集中しないと転倒しそうな場面もあったけれど登りきった。
そこには冬至の日の入り、なんとも美しい光景が待っていた。
歩いたからこその出会いがあるもんだね。
いろんなエネルギーをいただいた冬至。
まだまだ、歩く「ぱわーすぽっと」にはなれないなあ。