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サッカーも競技である前に遊び

湘南ベルマーレ小田原

湘南ベルマーレ小田原

日本クラブユースサッカー選手権U-15神奈川県大会へ。

三男の所属する湘南ベルマーレ小田原と次男が所属していたヴェルディ相模原。

勝ち負けよりも内容が楽しみな一戦でした。

湘南ベルマーレ小田原2-0ヴェルディSS相模原

結果はご覧の通りですが、学ぶことがたくさん…

個人技が何よりも大切だと教えてくれるヴェルディ相模原

ヴェルディ相模原

フィジカル的には湘南ベルマーレ小田原が有利でした。

ヴェルディ相模原は、線も細く小さな選手が多いのです。

序盤こそ押し込まれまDFラインも下がりますが、低い位置でも慌てません。

5メートルほどのパスを細かく繋ぎつつチャンスをうかがいます。

短いパスを繋いでいるかと思ったら、突如ロングパス…

2年生のFWがスルスルと抜け出してゴールに迫りますがノーゴール。

読売クラブの遺伝子が残るチームでもあり、個の力をつけるのに定評があるチームです。

中盤の小さな選手を筆頭に、身体の当て方やタイミングがうまい。

低い位置から、相手よりも少しだけ早く身体を当てています。

小さなエリアでミニゲームを多くこなしている選手たちです。

接近戦は得意、狭いところにスーッと選手が寄ってきてワンタッチパスで局面を打開します。

そして、アウトやトゥを使ってパスを頻繁に出すので厄介。

この年代でも、パワーで圧倒してしまう姿が見られる中で、こういった技術は光ります。

しっかりと身につけてほしい基礎基本がたくさん詰まっています。

チームとしては、持ち前のテクニックをどこでどのように使うのかが今ひとつ…

高円宮杯では、もう一暴れしてほしいと願っています。

スマートだけれど遊びの要素がほしい湘南ベルマーレ小田原

縦の美学を貫け

例年になく個性的な選手を集めた学年の子どもたちも最上級生になりました。

一人ひとりの特徴がよくわかるチームで、まだ伸びしろがたくさんあります。

ただ、攻撃が単調になりがちで、相手を誘うようなプレーが足りません。

小さなエリアでショートパスを繋いで誘っておいて逆サイドへ展開する。

パスと見せかけて、ドリブルで中央突破をはかる。

あるいは、横パスから一気に縦にスピードアップさせる。

そして何よりも、きれいにシュートまで持って行かないこと。

自分自身の持つポテンシャルを最大限に生かしてゴールを貪欲に狙うこと。

もっといろんなことができるはずです。

今日のゲームでも、相手の個人技に手こずりました。

ゴールもなかなか奪えずに、前半は単調に…

後半は、サイドに攻撃の起点ができ、ほとんど相手陣内でした。

あれだけの選手が揃っているので、攻撃に強弱と幅があればリズムがでてきます。

2ゴールも、いいリズムの中で生まれました。

より自分たちの良さを引き出せるサッカーをすれば、もっとよくなるはずです。

期待しましょう。

サッカーは遊びだ!

そもそもサッカーは遊びです。

競技である前に遊びであることを忘れてほしくはありません。

スポーツには、定石もありますが、マニュアル通りに行かないことの方が多いのです。

だからこそ、いろいろな状況にも対応できるような個の力は大切。

大きな選手はパワーだけで何とかなってしまうことがありますが、それだけではダメ。

テクニックを身につければ、オン・ザ・ボールはより楽しくなります。

更に、サッカーそのものを学ぶことも重要です。

オフ・ザ・ボールにも戦術眼が求められます。

今では、海外のサッカー番組もたくさん観られるわけですから活用しない手はありません。

でも、サッカーの情報が豊富なあまり、クリエイティブさに欠けるのかもしれません。

尊敬する指導者は言います。

サッカーが好きってことが大切だし、もっと遊べってことです。

スポーツはそもそも遊びなんです。

競技である前に遊び

あんまりスマートにサッカーをしてほしくありません。

もちろん、指導者も遊びの要素を忘れずに!

Enjoy Football.