神奈川県U-13サッカーリーグ「ベルマーレ小田原vsバディSC」を観戦。
小学生から中学生になって心も体も成長中の彼らに必要なことって何だろうか?
そんなことを考えながら観戦させてもらいました。
リーグ戦は勝ちたいものですが、それだけでいいのかというと違うと思っています。
勝つサッカーと個人が伸びるサッカーが同じ線上にあればいいのですが、そうはいかないと思うのです。
勝つだけでよかったら、大きくて速いFWにロングボールを蹴り続け、セカンドボールを拾い続ければ簡単かもしれません。
でも、相手が強くなればなるほど、そんなことでは通用しなくなるし個々の成長も止めてしまう可能性があります。
個々の特徴を完全に無視した戦術で勝利を目指すなら、こんなつまらないことはないでしょう。
できれば、
チームの目指すべき方向に個々の特徴をどう活かしていくかを考えること
が重要だと思うのです。
結果として、その子の持っている特徴は最大限に伸びる。
また、現代は
「みんなちがって みんないい」
という割には、一つの方向へ向かわせようとする傾向もあって正解主義がまかり通っています。
結果として、子どもたちは教えられすぎるという残念な状況があるような気もします。
子どもたちにもっと主体性をもってもらえるような環境づくりは、各年代で共通ですね。
「勝つこと」と「伸ばすこと」
両立するのは難しいかなあ…