JFAC級コーチ講習会を福島県二本松市にて受講。
たまにはアウェーもいいものです。
講師は、オリンピック代表監督にそっくりの弟さんでした。
前半は、現在の育成に関するポイントの講義です。
国内の「勝った」「負けた」ではなく、常に世界をスタンダードに
三位一体:代表強化、ユース育成、指導者養成+普及の総合的アプローチ
日本が進むべき方向性 Japan’s Way
選手育成のコンセプト
その中でより多く強調された点が「観る」ということ。
より早い判断力が求められる現代サッカーでは、とても重要な力です。
いくらボールを扱う技術に長けていても「観る」ところが間違っていたら力を発揮できません。
素早い攻守の切り替えのために「ボールを奪うこと」についても強調されています。
ファーストDFとセカンドDFの関係性も重要になります。
でも、その前に個々の選手が厳しく相手選手へアプローチしていくことが求められています。
常に世界で戦うためにゲーム分析を行い、各年代別の指針を示すJFA。
指導のコンセプトを末端まで下ろすのは並大抵のことではありません。
指導者の数と同じ数だけ指導理念がある。
よりよい指導につなげるためにも、こういった指針などは理解しておきたいものです。
自分の経験だけに頼る狭い視野でグランドに立っているのは残念です。
学校の先生、スポーツ指導者の人たちは常に学び続ける必要があります。
立ち止まっていたら、たちまち置いていかれます。
みなさん全員が日本代表監督です。
手倉森さんからメッセージにジーンと来るものがありました。
それくらいのプライドを持ってピッチに立ってほしいと私も思います。
感謝。