晴天の下で行われた運動会。
前日まで、ちょうどいい具合に雨が降ってくれました。
おかげさまで砂埃が舞うこともなく、子どもたちの笑顔があふれる時間。
「徒競走では、みんな一生懸命に走っていた。」
「団体競技は、対抗意識もあって面白かった。」
「表現活動は、どの学年の子どもたちも元気に踊っていた。」
全般的には、こんな感想でしょうか。
6年生たちは、「われらの絆2017」と題する表現にチャレンジ。
組み体操の一人技から、赤・青・黄色のスカーフを使って演技しました。
これが、なかなか大変でした。
個の強みが発揮される中で、チームとしての強みも持っている子どもたち。
サークルを使って、対話しながら創り上げてきた教室という世界。
そんな彼らの魅力が思いっきり伝わるには、どうすればいいのか。
とても悩みました。
前半は、個の力強さを魅せる一人技。
HAN-KUNのDon’t Give Up Your Self! で3分。
後半は、チームとしてのデンマーク体操をミックスしたマスゲーム。
曲は、ウーターボーイズでお馴染みのシンクロBom-Ba-Yeで4分。
入場から退場まで10分間の演技でした。
「みんなで魅せる!」
曲に合わせての一人技は、3学期のマット運動の努力が実りました。
そして、マスゲームは風に揺られるスカーフが何とも綺麗でした。
なんだか、あっという間に終わったしまった感じがします。
ボクが受け持つ全クラスの体育の時間…
子どもたちの意見を聞きながら、タイミングや動作を決めていく。
それぞれの時間を組み合わせてみるのが学年練習…
子どもたちと対話を繰り返しながら創り上げた表現です。
「先生、涙があふれて止まりませんでした。」
と保護者の方たちからの嬉しい声も届けていただきました。
何よりも6年生全員が揃って運動会ができたこと。
これは、子どもたちを支えてくれる家族のおかげです。
最高の状態で送り出してくれたからこそ、みんなの笑顔がはじけた。
ボクはそう思っています。
感謝の言葉しかありません。
確かにボクは、体育主任として陣頭指揮をとりました。
でも、ヒーローは子どもたち、保護者の皆さん、地域の皆さん…
そして、各担当で動き回ってくれた先生たちです。
みんなで創るのが運動会の魅力!
無事に終わって良かったです。
ありがとうございました。