7月ですね。
先生たちは、夏休み前の成績処理に追われる頃じゃないでしょうか。
昨日、チャレンジする子どもに育てるには?【家庭編】を書きました。
今日は、チャレンジする子どもに育てるには?【先生編】をお届けします。
「ボクのクラスの子たち、なかなか自分から動かないんです。」
「どうしたら、自分から動くようになるんでしょう?」
なんて質問をよく受けます。
「どうしてなんでしょうね?」
「日頃から、子どもたち自身が決めることって意識していますか?」
「そもそも、どうして行動するのかって理解できてるかな?」
なんて逆に質問しています。
子どもたちは、なかなか自分からは動けないものです。
「先生、これやっていいですか?」
子どもたちから、よく聞かれませんか?
彼らは、先生がOKしたものならやるけれど、NGならやらない。
残念なことに正解主義で動いてしまうのです。
「自分で決めていいんだよ。」
「やってみようと思ったら、やってみればいいじゃん。」
私は、こんなふうに伝えるようにしています。
まずは、自分で判断してやってみることが大切です。
間違っちゃいけないと考える子どもたちは、周りを見ます。
友だちは、どんなふうにやっているのか気になります。
それはそれでOKですよね。
いろんな子たちから情報収集をして、自分なりの答えを見つけ出す。
何よりも重要なのは、「まずはやってみること」
失敗しそうでも見守ることです。
ハラハラしても最後まで見守りましょう。
上手にできなかったら、子どもたちは相談に来ます。
「お~!やってみたんだね。すごいじゃん!」
チャレンジを褒めてあげるのが一番です。
その上で…
「あ~なるほど、ここが難しかったんだね。」
「じゃあ、どうすればいいか一緒に考えよう!」
なんて話をしながら、次のチャレンジへ向かいます。
そしてまた、次の動きを自分で選んでやってみる。
そんな場面を、たくさん創ってあげることが大切だと思っています。
「そんなのわかってますよ!」
という先生たちに、最後に質問しますね。
「本当に、最後の最後まで我慢して見守ってあげてる?」
Good Luck.