東京(NRT)からアステルダム(AMS)まで11時間のフライト。
成田空港から離陸すると春を迎えた関東平野が眼下に広がります。
太平洋の方角へ離陸したら旋回、雪の新潟上空を飛び日本海から一気にロシアへ。
限りなく続く真っ白な世界、ここにシベリア鉄道が敷かれているなんて信じられません。
戦前、ヨーロッパへ渡る日本人は1週間かけて列車に揺られたのですから凄いものです。
そりゃあ、ヨーロッパから見たら日本は「極東」
歴史的にヨーロッパと日本が対峙するまでには長くかかるのも当然ですね。
戦前のことを含め…
いろんなことを考えながら過ごすことができて良かったなと思います。
スキポール空港には予定より5分だけ早い到着となりました。
さすがに大きなハブ空港ということもあり、バッゲージコーナーが広い。
逆方向のコーナーで歩いてしまうプチアクシデント(笑)
おまけに荷物はなかなか出てきません。
暇なので空港フリーWi-Fiに繋いで日本へ無事を報告。
30分ほどしてようやくスーツケースが流れてきて出口へ。
Almereに行くまでにWi-FiのSIMとオランダ鉄道の切符を入手しなければなりません。
まずはSIMの入手から…
案内所へ行き、スタッフが店の場所を尋ねました。
「え?そんなところで購入できるのか?」
ちょこんとしたカウンターが置かれているところに強面の兄さんが一人。
日本にあるようなショップをイメージしてたので思わず笑ってしまいました。
少し手間取りましたが無事にプリペイドSIMを入手、Wi-Fi環境を手に入れました。
週末、何かと動き回ることができるように便利な切符はないかとチケットカウンターへ。
眼鏡をかけた紳士が対応してくれて3日間の周遊切符をゲット。
アムステルダム近郊の列車・バスなどが33.5ユーロで3日間乗り放題です。
前回のように自転車をレンタルするのもありですが、今回はこちらで回ることにしました。
早速、オランダ鉄道のインターシティで宿泊先のAlmereへ向かいます。
駅に降りると遅延している様子で、当初の案内とは違うホームから乗車することに…
自転車もそのまま乗車できる車両は相変わらず大きくてカッコイイ。
2階席に座って田園地帯を走ります。
時折、スポーツクラブらしき場所があり、ホッケーやサッカーを楽しんでいる姿も…
どこかで思いっきりボールを蹴りたいという衝動にかられます。
30分ほどでAlmereに到着。
どちらかというと新しい町らしく、千葉の湾岸エリアのようなエリアです。
大きなシティーモールもありますが18時には閉店する店ばかりで人も少なめ。
日本の店は、いつまでもやってますから新鮮な気持ちになります。
昔は、みんなこんな感じでしたよね。
「これでいいよねー」なんて話しながらホテルに無事に到着。
と書いている今は土曜日の朝です。
これから日本とZoomを使って5時間ほどMTGとなります。
さて、どうなることやら…
夕方のビールを楽しみに頑張ります。
以上…
「白い大地を越えて無事にオランダへ到着した話」でした。
Good Luck.
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