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試合中の指導者のあり方で分かること。

K1 日大藤沢vs厚木北

K1 日大藤沢vs厚木北

高3となるサッカーボーイズ3号の公式リーグ戦。

今日は珍しく(笑)先発、フル出場だったのは意外だったけれど嬉しい展開。

今までと同じように相手陣内のペナルティエリアで観る。

前半は相手チームの応援席側だけれども気にしません。

結果は0-0の引き分けでしたが、選手たちの動きはとても良くなっていた気がします。

「どんなサッカーをするのか?」

だいぶイメージが共有されてきたのではないだろうかと推察しています。

もちろん、選手権予選までに一試合ずつ完成度をあげていくことは大切。

そして、フィニッシュへどう繋げるかも考え続ける必要はあるでしょう。

全体として、とても丁寧にサッカーをしていたなと思います。

ベンチの指示も必要最低限で、安心して観戦ができるのもありがたいです。

さて…

これまで、U-12、U-15、U-18の試合をたくさん観戦してきて思うことがあります。

それは、“試合中の指導者のあり方”です。

プロサッカーでもテクニカルエリアまで出てきて監督が叫ぶシーンを頻繁に目にします。

問題は何を話しているかですが、これを見て勘違いする人たちもいるのではないでしょうか。

「クリアー!」

「○○にパス!」

「打て!」

とか、いちいち選手のプレーに干渉しているわけじゃないのですが…

たしかに、ピッチ外から見ていた方が選手たちの動きは見えます。

でも、大切なのは選手に何が見えているか?

そこがないがしろにされてベンチから指示が飛びまくる…

すると何が起こるか?

選手たちは自分の頭で考えて動くことをやめてしまいます。

そして、だんだん指示を受けることになれてしまい責任も負わなくなります。

さらに、サッカーがつまらなくなってくるのです。

指導者は全てが見えている気になっていますが…

選手たちのほうが指導者よりも、よく気づき、理解している場合もあります。

ピッチ上にいる相手選手の息づかいや選手同士のコミュニケーションを感じ取る。

そこで、どこが攻めどころなのかが分かってくる。

この時、選手たちがベンチの力を借りて戦略を練れば最高の関係ができます。

「ああだ、こうだ!」

と指示しまくる指導者を見ると残念な気持ちになります。

どんな指示を出しているかで、その指導者のあり方が分かってしまうのです。

そして、未熟すぎた頃の自分を見ているようでもあって情けない気持ちにもなります。

もっと選手たちの力を信じること。

「指導者の俺は、サッカーをよく理解している。お前たちは、何も分かっていない。」

そんな姿勢で選手を見ている。

「お前たちは、分かっていないことが多いから、俺が教えてやる。」

「教えたとおりにやってみれば勝てる。」

そんなメンタリティだった頃を指導者なら誰もが経験していることでしょう。

恥ずかしながらボク自身にもそんな時代がありました。

でも、教えるだけじゃもう一つ上の段階に行くためにはピースが足りない

最後のピースは…

選手の力を信じ切ること。

そして、選手に最大限の力を発揮してもらえるようにサポートすること。

そのためには、何ができるか。

常に学び続けてあり方を見直すことが大切なのではないでしょうか。

 

Enjoy Football.

桑原 昌之

スポーツ、教育、暮らし&まちづくりなど自由気ままに。
教育研究家・秦野市議会議員
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