ボクはサークルが好きでたまらない。
「まーるくなって座ってみてね。」
なんて言いながら、ついつい子どもたちをサークルへと誘う。
なんでこんなに「サークル」が好きなんだろうか。
よくよく考えてみたら…
子どもの頃から「サークル」には不思議なことに縁があったようです。
今から40年以上前、サッカーに出会いました。
当時の日本サッカーは低迷していたけれど、何か自由な雰囲気がありました。
野球は、何だかトップダウン型だったけれどサッカーは違ったのです。
みんなでサークルになって話す雰囲気が醸し出されていた。
キックオフ直前は円陣を組む。
試合前も試合後も座るところを見つけてはサークルになって話す。
中学校から始めたバレーボールの世界でも円陣を組むのは当たり前。
集合してコートに丸く集まって練習開始。
練習を終えても同じように振り返りをして帰宅。
そんな日々が中学校から大学まで続いたのです。
よくよく考えてみたら…
ボクの世代には珍しく指導者らしい指導者に出会っていない。
「ボクはバレーボール教えられないから自分たちで何とかしてくれ!」
そんな顧問の先生の存在も大きかったのかもしれません。
教えてもらえない分、自分たちでサークルになって考えることができた。
かくして、ボクにとって「サークル」は当たり前の光景となりました。
そんな経験はボクの世代には珍しいようです。
いわゆるトップダウン型の部活動体験を持っている人が圧倒的に多い。
「まーるくなって座ってみてね。」
みんなでサークルになって話せる環境…
子どもだけでなく大人も大切。
お互いの表情を見るだけで何だか安心しますから。
やっぱりサークルっていいよね。