夕暮れ時に現れた雲が素敵だったのでパシャリ。
「佐久穂の冬はハンパなく寒いよ！」
春になって大日向へやって来た私に地元の人たちは笑いながら語りかけてくれていました。
「先生、やっぱり寒いでしょ！でも、今年は暖かい方だからね（笑）」
なんて会話を良くする冬。
もともと積雪は少ない地域とはいえ、やっぱり雪は降る。
そして、気温が低いので日陰の雪は何日経っても融けません。
凍っているので気をつけないとスリップしたり転倒したりもします。
そんな寒い冬の佐久穂ではありますが…
空気は澄んでいるし、相変わらず野菜だったり野沢菜なんかも美味しいし…
おまけに、こんな空の光景も見られるので素敵です。
夕日を眺めていると、空の表情は同じ日がないってことが分かります。
雲の位置や厚みも違うし流れるスピードもも違う。
山裾から太陽が見えなくなると気温はグッと下がります。
あっという間に氷点下になり、朝になればマイナス10度の世界が待っています。
それでも朝日が山を照らしていく様は、なんとも美しいのです。
近くにはウィンタースポーツを楽しめる場所もあるし、何だかとても豊かな感じ。
都会のビル群の圧迫感などは皆無。
寒いけれど毎日のように大切なことを教わっているような気がします。
「佐久穂の冬は寒いけど素敵だよ！」
みんなに伝えたいなって思います。
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