前任校へ来校してくださった有元先生に献本いただきました。
これからじっくりと読んでいこうと思っています。
教室で起こっていることは、ある意味パフォーマンスだなって思うことがあります。
いろんな背景を持った子どもたちや先生たちが何かしら演じることになるからです。
ただそこが自然体でいられる場であることは大切なのでないかと常日頃から考えています。
何かしら力を入れないといられない空間は苦しいだけかもしれません。
先生に怒られないように良い子を演じる。
子どもたちに嫌われないように良い先生を演じる。
それは、なんだか窮屈な空間で弱みを見せられるような安心感はありません。
逆に、自分らしく教室にいられたら良い子を演じる必要もない。
ありのまま教室でいられたら先生たちだってホッとするのではないでしょうか。
考えてみれば教室空間というのは、常に即興がありますよね。
想定外のことが、いろいろと起こるから面白いし、それが学びに直結していく。
いろんなことがある中で、子どもたちも先生も学び続けられたら楽しい。
さて、有元先生の章からページをめくっていこうと思います(笑)