自分も他人も大切にしたい

自分も他人も大切にしたい 教育

自分も他人も大切にしたい

今週はゲストがたくさんやって来た大日向小学校。

あっという間に金曜日が来てしまったような感じもします。

一段と春が近くなってきたような空気の中で、今日も子どもたちは元気いっぱいです。

上学年の朝のサークルで、最後にこんな確認をしました。

「自分も他人も大切に」

居心地のよい空間、場づくりにも欠かせない心構えです。

自分を大切にすることと同時に他人も大切にする。

「他人」か「仲間」か表現に迷いました。

「仲間」のエリアが子どもによって違うかもしれない。

「他人」か「他者」かでも迷いました。

「他者」っていうと分かりにくいかもしれない。

あれこれ考えて今日は「他人」という表現を使いました。

「自由と責任は自分から」

これちょっと分かりにくいかもしれません。

自分から行動する自由はあるけれど、自分で責任を取る義務もある。

そんな意味です。

自分でグイグイと行動するのは得意な子どもたちは多い。

でも、それが他人にとっては迷惑なこともある。

例えば、何かを使った後には片付けていないとか。

それから他人のせいにしたりすることもありますよね。

「すべてのスタートは自分」

誰かに言われたから動くのではなく。

自分が起点となって考えて行動する自由があるということです。

目の前の課題にどう取り組むのか。

例えば、算数の問題が目に飛び込んでくる。

何問あって、使える時間は何分あって、どこまで到達したいか考える。

それを、どこでどうやって進めれば攻略できるかを考えて鉛筆を握る。

大日向小学校の場合、どこでだれと学ぼうが自由です。

自分で選んで行動しないと始まらないわけですから子どもたちは大変。

「どうしよう?何しよう?どうやってしよう?」

と右往左往する場面もまだまだ多いのです。

でも…

「この学校に来るようになって100倍勉強するようになった」

なんていう子もいるのも事実(がっこうさんぽ参加者のフィードバックから)

「あれ?校長講話でもしてるの?」

ここまで読んで不思議に思う人もいるかもしれません。

今はグループリーダーと校長を兼任しています。

特に今週は、担任をしていた時のことを鮮明に思い出す一週間。

どんどんボクの中で解像度の上がった日々でした。

ということで昨日と今日は子どもたちにほぼ任せっきり。

「そうそう、教室は子どもたちのものだよ」

「ちょっと教えるの待て!まだ早い!子どもたちが何とかする」

「子どもたちを信じるのではなくて信じ切るのだ!」

そんな声が聞こえた一週間でもありました。

子どもたちはやっぱり凄い力を持っています。

みんなありがとう。

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