「一昨日から大日向で行方不明になっていた方は、先ほど無事に保護されました」
そんな嬉しいニュースが入ってきたのは、今日の午後のこと。
昨日は、早朝5時30分から佐久市消防団、佐久穂町消防団の皆さんが集結。
10班編制で抜井川沿いや近隣の山中を捜索します。
さらに、ヘリコプターも上空から捜索をする一日でした。
残念ながら手がかりは無し…
今日も朝から更にエリアを広げて捜索を開始。
新たな証言も参考にして午後に無事に発見。
何事もなくて本当によかった。
ところで…
消防団 とは?
消防団は、消防本部や消防署と同様、消防組織法に基づき、それぞれの市町村に設置される消防機関。地域における消防防災のリーダーとして、平常時・非常時を問わずその地域に密着し、住民の安心と安全を守るという重要な役割を担います。
ここ1週間で火災2件もあって大変だった消防団の皆さん…
さらに一昨日からの捜索活動。
本当にありがたいなって思うのです。
消防団の位置づけ
消防団は、常勤の消防職員が勤務する消防署とは異なり、火災や大規模災害発生時に自宅や職場から現場へ駆けつけ、その地域での経験を活かした消火活動・救助活動を行う、非常勤特別職の地方公務員です。
日頃は、他の仕事をしている中で非常時に集まって活動してくれているのです。
山の多い信州は、山火事への対応もかなり重要です。
台風19号の時も避難誘導や警備、被災箇所の片付けなど大活躍でした。
なかなか、団員が見つからない地域もあるようですが大切な仕事ですよね。
そんな消防団の皆さんに少しでも協力できたらいいなって思うのです。
学校は地域の避難所としての機能もありますし、災害時の拠点にもなる。
捜索活動時には本部にもなるので、水道やトイレを使ってもらえるように準備。
いわば後方支援ですが、そんなことを当たり前のようにやれたらいいなと思います。
みなさん、本当にお疲れ様でした。