できることが少しずつ増える喜び

できることが少しずつ増える喜び

ありがたいことに子どもたちと教室で過ごす時間がある。

「くわまん、ふつうの校長先生ってスーツ着てるのにね」

とか…

「朝会のときに話とかするのに、そういうのないよね」

とか…

まあ、それでいいのだよ。

今週も面白いなって思ったことがある。

中等部(フリースクール)の教室で小学校1年生の子が学ぶ時間があった。

楽しかった出来事を作文にしている。

「   」の使い方とか、句読点の打ち方などにも気にしつつ。

とにかく黙々と書いている。

そのうち鉛筆の芯が丸くなってきた。

席を立ってキョロキョロと何かを探している。

「鉛筆けずりってある?」

「あれ借りてきたら」

教室の真ん中に置かれた棚の上の鉛筆削りを指さす。

「あれねー!」

と言ってニコニコと近づいて行くのだけれど何か様子がおかしい。

首を捻って何やら考えている。

「どうしたの?」

「これ、どうやって使うの?」

なるほどそうか、使い方を知らないらしい。

「おーい!この使い方、教えてあげてもらえる?」

と中学生にお願いしたら

「はいはーい!」

と言いながらサッと小学校1年生の所へ。

「これ、こうやってさ…」

「おー!やってみる!」

なんてことになって、グルグルと鉛筆削りを回す。

パチンと音がして鉛筆を抜くと先が見事に尖っている。

そんな芯の先を見つめてニンマリ。

「やったあ!」

なんて言いながら再び鉛筆を走らせた。

「小学校1年生と中学校1年生が一緒にいるなんて素敵じゃんね」

もちろん、イレギュラーな時間だったのけれど…

これも大日向小学校の魅力の一つなんだって思った。

なんとも素敵な光景だったなと思って鉛筆削りをパシャリとやった。

今週もお疲れ様。

大日向小学校
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