今日は朝から快晴だった。
西の方角にある蓼科山は頂上に雪が残っていてプリンのように見える。
「気持ちいい朝だ!」
そんなことを思いながら学校へ向かう。
人間というのは贅沢でさ…
「あれもこれもほしい!」
なんて思っちゃうんだよな。
でもさ…
今の状況でも十分に楽しめるんじゃないのかなって思ったりもする。
ぼけたリンゴを焼きリンゴにしたら最高に美味しいとか…
いつもより美味しく珈琲を淹れることができたとか…
御飯が炊けて炊飯器の蓋を開けたら蟹穴ができていたとか…
そんな日常の中にも幸せな瞬間ってあるじゃん。
おっと、こんなことを書いていたらいくらでも書けそうなので仕事の話。
いつものように子どもたちを待っていた。
「おはよ!」
って声をかけるのが毎朝の日課。
いろんな反応があるのが嬉しいんだよね。
大袈裟な話じゃなくて、ごく普通のやりとりで十分なんだよ。
でね…
今朝は、ニコニコと紙袋を手にした1年生が近づいてきた。
いつもは、めちゃくちゃ面白い声で挨拶をしてくれるけど今日は静かに近づいて来る。
そして、手渡されたのがクッキーだった。
聞けば手作りらしい。
どんな顔して家族と一緒に作っていたのだろうか。
どんな思いで「くわまん」と書いてくれたのだろうか。
「楽しいな」とか「幸せだな」って感じていたのだろうか。
そんなことを考えながら、おやつにいただいた。
最高に美味い!
子どもたちにはそれぞれの幸せがある。
そして、その子どもたちを支える家族にも…
さらに、ボクら教職員だって…
「BE HAPPY」
そんな環境をつくるってのがボクらの使命。
それぞれの幸せを願って突き進む。
そんな毎日を送っているのだなと実感する一日。
クッキーありがとね。