そこにあるもので「つくる」ということ

鮎正宗

久しぶりに新幹線に乗る。

初めて降りる上越妙高駅は思っていたよりも北にありました。

懐かしの妙高高原駅からはだいぶ離れていて上越市にある。

更に残念だったのは妙高山が見えなかったこと。

何をしに行ったかというと…

妙高市の小学校にて講演なのでした。

ボクのルーツが津南町にあるということもあり御縁をいただきました。

とん汁 たちばな
新潟県妙高市にあるとん汁専門店、とん汁の店 たちばな。昭和47年の創業以来、常においしさを追求してきました。これぞ職人の味をご賞味ください。

豚汁で有名な新井の「たちばな」さんで昼食後、会場となる学校へ向かいます。

右手に素敵な校舎が見えて来る。

「なんだか素敵な校舎ですね」

なんて話をしていたら車は学校を通り過ぎてしまいました。

「この道は、飯山へ繋がる近道なんですよ」

と言いながら教育長さん自ら運転する車は茅葺き屋根の風情のある建物へ。

「酒蔵なんですよ」

道路の下に見える立派な建物に圧倒され、そこが酒蔵と聞いて2度ビックリ。

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「どんな酒を醸すのだろう?」

興味がありましたが、そこは我慢。

社長さんを呼んでくれて、しばし歓談。

地域の話や茅葺き屋根の話など。

さらに奥に以前は4つ小学校があったそう。

日本全国、過疎、少子化という傾向は続いていることを実感。

いろいろと考えさせられる。

いつまでも遺してほしい建物を後にして学校へ。

それにしても何とも素敵な校舎。

体育館も校舎と一体になっていて、保育園も併設されています。

グランドも広い。

驚いたのは教室の構造です。

1,2年生、3,4年生、5,6年生それぞれ教室が繋がっているんです。

しかも十分な面積がある。

「これはベンチ置かないと!」

と思ってしまいました。

イエナプランのコンセプトをもとに新たなチャレンジをする学校。

「イエナプランって何?」

ということは書籍などで学んでほしいと思っているので割愛。

伝えたかったことは「イエナプランのコンセプトを元にした学校のオリジナリティ」

「イエナプランをする」のではなく「イエナプランをベースにする」

そこにいる子どもたち、保護者、教職員、地域の皆さんのオリジナリティを大切に。

その土地にある、あるいはその土地にしかない数々の資源を生かすこと。

その年の酒米の出来具合を見ながら最高の酒を醸す。

学校も同じだと思っちゃうんですよね。

子どもたち一人ひとりの個性、そこにいる大人たちの個性…

それぞれが持つ力が掛け算になって学校をつくる。

なんでもかんでも新しいものを持ってくる必要はないと思っています。

そこにあるもので「つくる」ということ

しっかりと探求したいものです。

学び多き時間に感謝。

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