✨️Challenge Respect Smile✨️

個別最適な学び・協働化へのチャレンジ(その2)

ウェブタイマーを使ってみる

ウェブタイマーを使ってみる

冷たい雨が降る火曜日。

そろそろ丹沢・大山の麓にも雪も降りてきそうです。

それにしても寒い一日でしたねえ。

さて、昨日の話の続き。

子どもたちが、それぞれのペースで学びを進める。

算数の単元内自由進度学習は比較的取り組みやすい。

そして、タブレット端末があることで学びの選択肢もグッと広がっていきます。

たしかに子どもたちはグイグイと進めていきますが、そのまま放っておくのはご法度です。

教室をウロウロしながら何をどのように進めているのかをチェックします。

そろーりそろりという感じで歩き回るのがコツ。

「やばい!見られてるー!」

なんて感覚がなくなるように気をつけて。

だいぶ落ち着いて学習を進められるようになったら更に仕掛けてみる。

「あのさー!夏休みの宿題ってギリギリになるとやるじゃん」

「人って追い込まれると何かパワー出ちゃうよね」

「それって、熊とかに出会ってやばいって思う時と同じ状態らしいよ」

なんて話をよくします。

「つーことは、何かが迫ってくるとパワー出ちゃうってこと?」

「そうだねー。よくタイマーかけると頑張れることってない?」

「あー!たしかにねー」

「例えばなんだけどプリント1枚を何分くらいでできるかやってみるといいよ」

「おー!やってみるかー!」

「じゃあ、ボクは7分で!」

「じゃあ、私は5枚を15分!」

「え?すごっ!」

子どもたちは自分で時間を決めてチャレンジし始めます。

そうこうするうちに気づくことがあるのです。

「あー!だいたい1枚7分でできるから、1時間(45分)6枚はできる」

「でもさー!先生の話が長かったら無理じゃね(笑)」

なんてことにもなって計画も立てやすくなる。

「ちょっと!タイマーの使い方おしえてよー」

「タイマーって検索するだけで見つかるよ」

「おー!あった!サンキュー!」

なんて言いながらコミュニケーションも活性化する。

一石二鳥の学びの時間にもなるのがすごいよねえ。

タブレット端末があることで、タイマーまで個別で使おうとする子どもたち。

やっぱ天才だ。

桑原 昌之

くわさん✨️
スポーツと教育の現場に関わる教育研究家
「ともに歩もう、この先の秦野へ」秦野市議会議員
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教育
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